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グレアム・コクソンはソロ・プロジェクトの進捗状況について語ったほか、「ブラーのアルバムがもう1枚出ない理由が分からない」として、その理由を明かしている。

ブラーのギタリストであるグレアム・コクソンは今年1月にドラマ「このサイテーな世界の終わり」のサウンドトラックをリリースしている。彼の最後のソロ・スタジオ・アルバムは2012年にリリースされた『A&E』となっている。

「コンシークエンス・オブ・サウンド」のポッドキャスト「カイル・メレディス・ウィズ…」のインタヴューに出演したグレアム・コクソンは、ブラーの新作について「今はプランがない」としている一方で、彼自身はバンドとアルバムを作りたいと考えているものの、「どこからともなく生じるものだから、『作る』ということやそれがいつ出るかは言えない」と語っている。

「本当に作らない理由やブラーのアルバムがもう1枚出ない理由が分からないんだ」と彼は続けている。「僕らは全員存命だし、自分たちの能力を理性的にコントロールできているからね。そういう考えが僕らに浮かんで、星が揃った時に、『よし、どうしてやらないんだ?』ってなるんだよ」

グレアム・コクソンはまたソロ・プロジェクトでも進行中のものがたくさんあることを示唆している。「僕はいつも書いているんだよ」と彼は語り、「どこかの時点で何か」するために「コンセプトのある音源」を完成させたところだと明かしている。

グレアム・コクソンは続けて、「何年もくすぶり続けて」いる未発表のアルバムの存在も明かし、ファンのみんなとそれを共有したいと語っている。「僕の音楽が好きな人たちなら気に入ってくれると思うよ」と彼は語っている。「すごく僕らしいものだね。インディっぽくて、60年代の影響を受けているっていうね」と彼はそのアルバムについて語り、『A&E』と同じタイミングでレコーディングされたものだとしている。

これまでに明かしていなかった多くのプロジェクトについて語ったグレアム・コクソンだが、近いうちにライヴをやりたいとも思っているといい、次のように続けている。「死ぬほどの怖い思いをするようなことがやりたいんだ。あまりアンプを使わない、小規模のライヴをやったりとかね」

グレアム・コクソンは今年4月のインタヴューでブラーの将来について今よりも悲観的に語っており、ブラーとして「アルバムを出す理由が見つからない」としている。「歳を取ると、何かと難しくなってくるからね」と彼は語っている。「そういうことに費やす時間は少なくなるわけで、だからミュージシャンは歳をとるにつれてクリエイターとしては下り坂になっていくんだと思うよ」

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