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アリアナ・グランデは昨年5月に自身のマンチェスター・アリーナ公演を襲ったテロ事件でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを明かしている。

昨年の5月22日に開催されたアリアナ・グランデのマンチェスター・アリーナ公演で、コンサートから観客が帰る時に会場のロビーで自爆テロ事件が起き、22名の犠牲者が亡くなっている。

アリアナ・グランデはその数、テロ事件の被害者に対する追悼コンサート「ワン・ラヴ・マンチェスター」を開催しており、追悼コンサートにはケコールドプレイや、リアム・ギャラガージャスティン・ビーバーらが出演している。

アリアナ・グランデは今回、最新インタヴューの中でテロ事件後にPTSDを患っていたことを明かして、涙なしには事件について話せなくなったと語っている。「多くの人たちが、あまりにもつらく途方に暮れるような喪失を経験したわけだから、これについて話すのはとてもつらいことなの。だけど、そう、これは現実に起きたことだったのよ」とアリアナ・グランデは英『ヴォーグ』誌に語っている。

「そういう思いをした家族やファンのことも知っているし、そこにいた誰もがすさまじい経験をしたわけだから」と彼女は続けている。「時間が一番重要なの」

「私は自分の身に起きたことを話さない方がいいような気がしているの。むしろ、何も言うべきじゃないと思う。いつか涙なしにこのことを話せるようになるのかどうかも分からないわ」

アリアナ・グランデは英『ヴォーグ』誌の最新号の表紙を飾っており、アリアナ・グランデは自身のインスタグラムに雑誌に掲載されている写真を公開している。

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アリアナ・グランデは先日、昨年のマンチェスターでのテロ事件の被害者に対する追悼コンサート「ワン・ラヴ・マンチェスター」で“Somewhere Over The Rainbow”を歌った理由について語っている。

アリアナ・グランデは追悼コンサートの最後に、ピアノのみのアレンジで“Somewhere Over The Rainbow”の感動的なパフォーマンスを披露している。

アリアナ・グランデは“Somewhere Over The Rainbow”が亡き祖父のお気に入りの曲だったことを明かしており、幼い頃によく歌ってもらったと語っている。「おじいちゃんにはいつも、コンサートで歌ったほうがいいって言われてたわ。おじいちゃんはいつもこう言っていたの。『何でコンサートを締めくくればいいか分かるかい? “Over the Rainbow”だよ』ってね。それで、私はあの時に初めてそうしたの」とアリアナ・グランデは『フェーダー』誌に語っている。

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