ビースティ・ボーイズは刊行される予定の回想録の詳細を発表し、『ビースティ・ボーイズ・ブック(原題)』というタイトルになることが発表されている。
ビースティ・ボーイズのマイクDは今年1月、回想録について今年の秋には出版されると明かしていた。マイクDは、アドロックことアダム・ホロヴィッツと共に2013年から回想録に取り組んでいたと報じられている。
『ビースティ・ボーイズ・ブック(原題)』は592ページにわたるものになるとのことで、女優のエイミー・ポーラーや小説家のコルソン・ホワイトヘッド、スパイク・ジョーンズ、ウェス・アンダーソン、作家のリュック・サンテらも参加しているという。
プレスリリースによれば、回想録には「貴重な写真やオリジナルのイラスト、シェフのロイ・チェによるレシピ、グラフィック・ノベル、ビースティ・ボーイズのルーツであるニュー・ヨークの地図、ミックステープのプレイリスト、ゲストたちによる寄稿文や更なるサプライズ」が収録されているという。
回想録の内容については次のように述べられている。「ラッセル・シモンズやリック・ルービンとの初期のコラボレーションや、デビュー・アルバム『ライセンス・トゥ・イル』での一夜にしての計り知れない成功、同作がもたらした厄介な産物、デフ・ジャムとの別れ、ロサンゼルスへの移住、ミュージシャン/社会活動家としての復活、ジャンルを定義づけた傑作『ポールズ・ブティック』についてなど、10代のパンク少年だったビースティ・ボーイズがラッパーとして世に出るまでの笑えるような真実を解き明かしている」
ビースティ・ボーイズはツイッターで公式に回想録の刊行を発表しており、次のようにツイートしている。「みんなが覚えているかは分からないけど、少し前に俺たちは自分たちのバンドについての本を書くって言ったんだ。ということで、それもほとんど完成していてね、間もなく発売されるよ。本の見た目はこんな感じ。いい感じだろ?」
I’m not sure if you remember, but a while ago we said we were gonna write a book about our band. Well, it’s almost done and it’s coming out soon. This is what it’s gonna look like. Kinda nice, right?
Pre-order it today at: https://t.co/GzF9zWlEJi
or: https://t.co/QLIZI2Imeu pic.twitter.com/KtkJNe1ZcM— Beastie Boys (@beastieboys) May 15, 2018
『ビースティ・ボーイズ・ブック』の値段は49ドル99セント(約5,500円)となっており、下記のサイトから予約することができる。
https://www.beastieboysbook.com
マイクDは先日、「Beats 1」のマット・ウィルキンソンの番組に出演して、アダム・ホロヴィッツと共に取り組んでいるビースティ・ボーイズの回想録について次のように語っている。「実際、完成させようとしているところでね。ようやく出るよ」
彼は次のように続けている。「僕たちがこれまでに乗り出してきた多くのことと同じように、出だしの方向性でつまづきがあったんだ。それは僕らがとるべき方向性ではなかったんだよね。でも、今年の秋には出る予定だよ」
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