デーモン・アルバーンはゴリラズの新作のマスター音源が入ったラップトップをタクシーに置き忘れたことで一大事となったという。
2018年にニュー・アルバムをリリースする予定であることを認めていたゴリラズだが、『ザ・ミラー』紙によれば、ロンドンのグルーチョ・クラブで飲んだ後、ラップトップをタクシーの座席に忘れてしまったという。
「災難でした。デーモンはゴリラズについてすべてを見ているので、音源だけじゃなく、貴重なヴィジュアルも入っていたのです。ラップトップの中身は値段のつけられないものです」と情報筋は『ザ・ミラー』紙に語っている。
「しかし、グルーチョ・クラブの後、デーモンはタクシーに置き忘れてしまい、一大事を引き起こすことになりました」
情報筋は、新作についてデーモン・アルバーンによる反EU離脱の考えが強く反映されたものだとし、来月にもリリースされる可能性があるとしている。
「本作は本当にパーソナルなプロジェクトで、というのもアルバムは非常に政治色が強いのです。EU離脱に対する彼の意見が反映されています」
幸いなことに、アルバムが漏洩する危機は回避され、デーモン・アルバーンが忘れたことに気づいた後、タクシー運転手によってラップトップは彼に返されたという。
先日、デーモン・アルバーンはブリット・アウォーズの授賞式でもEU離脱に反対することを表明している。
最優秀ブリティッシュ・グループの受賞スピーチで彼は次のように語っている。「言うべきことが一つあるんだ。この国についてなんだけどね。この国は……どう思うにせよ、すごく小さい国だよね。だけど、この美しい世界の一部である愛すべき場所なんだ」
「僕が言いたいのは孤立させちゃいけないってことでね。自分たちを遮断してしまうようなことになってしまってはいけないんだ。この国のサイズを考えると、音楽では素晴らしいことをやってるわけでさ。僕らには本物のスピリットとソウルがあるわけでね。政治なんかに邪魔させちゃいけないんだよ」
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