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ABBAのスポークスマンは、バンドが次回のグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めるという噂を否定しているほか、再結成ツアーの可能性についても否定している。

ABBAは先週、一緒にレコーディングを行った新曲2曲を35年ぶりとなる新曲としてリリースすることを発表している。2019年にホログラムによるツアーを行うことを発表しているABBAについて、ブックメーカーは彼らが来年のグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務める可能性に34倍のオッズをつけている。

今年は開催しないことを発表しているグラストンベリー・フェスティバルの主催者であるマイケル・イーヴィスは先日、1年の休閑期をとるという判断を「既に後悔している」と語り、あるバンドが再結成したら、考えを変えると語っていたものの、近い将来にABBAをグラストンベリー・フェスティバル(もしくは他のいかなるステージでも)で観られることはなさそうだ。

グラストンベリー・フェスティバルに出演する可能性について、ABBAのスポークスマンでマネージャーのヨレル・ハンセルは『ザ・ミラー』紙に次のように語っている。「いいえ。絶対にありません。1970年代の彼らを思い出して、彼らの今の歌い方に耳を傾けるべきです」

「ABBAのアバターによるツアーを進めるという決断は予想外の結果を生むことになりました」とABBAは先日、新曲についての声明で述べている。「35年が経って、私たち4人全員が再び力を合わせて、レコーディング・スタジオに入るのも楽しいだろうなと思ったのです。それで、やってみたのです」

「そして、それは時が止まっていて、ちょっと短い休暇をとっただけのような感じだったのです。ものすごく楽しい体験になりました」

声明は次のように続いている。「結果、2曲の新曲ができました。そのうちの1曲、“I Still Have Faith In You”はNBCとBBCが制作する12月放送予定の特別番組で披露される予定です。私たちは歳を重ねましたが、曲は新しいもので、素晴らしい感じです」

グラストンベリー・フェスティバルについて2019年のラインナップはまったく発表されていないが、マイケル・イーヴィスは2020年のヘッドライナー2組のブッキングを既に終えていると語っている。

一方、マイケル・イーヴィスは「人生最後の最大の賭け」として新たなイベント「ザ・ヴァラエティ・バザール」を計画しているともしている。

この新たなフェスティバルは2021年に初開催の予定で、グラストンベリー・フェスティバルのチームがプロデュースを行うが、場所はワーシー・ファームではないという。

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