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ヴィクトリア・ベッカムによれば、スパイス・ガールズの再結成には新たな音源やツアーは含まれないという。

再結成を巡って様々な紆余曲折や噂があったスパイス・ガールズだが、今年2月にメンバーの5人全員が集結して、次のように声明で述べている。「途轍もない新しい試みを追求するのにふさわしい時期だと感じています」

それ以来、ヘンリー王子とメーガン・マークルのロイヤル・ウエディングでのパフォーマンスや新曲、4人でのツアー、アニメ化などが報じられてきた。

今回、ヴィクトリア・ベッカムは再結成ライヴや新たな音源の可能性、そして、ガール・パワーの依然とした重要性について語っている。

「ツアーもないし、スパイス・ガールズとしての更なる楽曲もないんだけど、彼女たちともう一度一緒になれたのは素晴らしいことだったわ」とヴィクトリア・ベッカムは『グラツィア』誌に語っている。「私たちが言っているのは、ガール・パワーというのはとても重要なメッセージで、どうやってそれをやりとりしていくかということなのよ」

「どうやってバトンを渡して、どう今後の世代を見ていくかというね」と彼女は続けている。「それこそが私たちなのであって、ツアーに出るとか、新曲をレコーディングするなんていう噂のことだけじゃないのよ」

ヴィクトリア・ベッカムはさらに次のように語っている。「ガール・パワーはいつだって重要なものだったと思っているの。そして、私にとってそれは今はファッションを通して、女性を力づけることなの」

スパイス・ガールズは2012年のオリンピックの閉会式以来、パフォーマンスを行っていないが、ヴィクトリア・ベッカムは一貫して再結成を望まないという姿勢を崩していない。

「再結成することはないわ。いつかの時点で、『あれはよかったわ』って言わなければいけない時がくるものなのよ」と昨年の時点でITVの「ディス・モーニング」に出演したヴィクトリア・ベッカムはインタヴュアーのアリソン・ハモンドに語っていた。

「ガール・パワーはいつだってそこにあるし、私たち全員が今でもそれを信じているわ」

スパイス・ガールズは1994年に結成され、3枚のスタジオ・アルバムを発表し、2000年に解散している。

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