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エルトン・ジョンが、プーチン大統領との電話が2人組のロシア人コメディアンによるいたずら電話だったことについてコメントしている。

エルトン・ジョンはインスタグラムに「いたずら電話は面白いが、同性愛嫌悪については決して笑えないね」と投稿している。そして今でもプーチン大統領とLGBTの権利について直接話し合いたい気持ちがあることを強調している。

今週の初めに、エルトン・ジョンはソーシャルメディア上で、ロシアにおけるLGBTの権利について、プーチン大統領と電話で話をしたと明かしていた。しかし、クレムリンの広報官であるドミトリー・ペスコフは、そのような会話が持たれたことを否定しており、のちにその電話は、いたずら電話で有名な2人のロシア人コメディアンの仕業だったことが明らかになっている。

その後、エルトン・ジョンはインスタグラムでメディアに対してメッセージを送っている。彼が投稿した写真には2人の若い男性が映っており、そのうちの1人は顔面から血を流している。彼は次のように綴っている。

「いたずら電話は面白いが、同性愛嫌悪については決して笑えないね。ロシアは大好きだし、僕は今でもプーチン大統領とLGBTの権利について話し合いたいと思っている。僕は、同性愛者であるがゆえに地位を追われ、差別されてる人々をいつでも擁護する。もし今回の残念な出来事がきっかけで、この重大な問題が再び注目されるのであれば、僕は喜んでいたずら電話を受けるよ」

エルトン・ジョンの投稿したインスタグラムは以下の通り。

このいたずら電話の会話は、2人組がホストを務めるロシアの深夜テレビ番組で放送され、現在はオンライン上でその会話の全内容を聴くことができる。

『ガーディアン』紙によると、いたずら電話ではウラジミール・クラスノフがプーチン大統領になりすまし、相方のアレクセイ・ストリャロフは、広報官のドミトリー・ペスコフを装って大統領の通訳をしていたという。

エルトン・ジョンは電話の初めに、プーチン大統領と会話できる機会に感謝を述べたという。

「大統領からお電話をいただき、お話しいただけることを非常に光栄に思っていますと大統領にお伝えください。世界中でもっとも影響力のある人物の一人である方と言葉を交わせるのは、この上ない名誉です。素晴らしいことです」

エルトン・ジョンは会話の中でしきりに、ロシアのLGBTコミュニティが直面している困難についての彼の懸念を挙げていたが、詳細に触れることを避け、実際に大統領に面と向かって話をしたいと強く要求した。

エルトン・ジョンはこう述べている。「僕は、同性愛者たちがその立場を確立し、基本的な自由を与えられるべきだと考えている。これを政治対話とは混同したくない。僕は政治家ではないからね。僕は人道的な見地に立って、大統領と直接会って話がしたいんだ」

電話口で通訳者のペスコフを演じたアレクセイ・ストリャロフは、大統領との対談を11月中旬に調整することを確約し、その時にモスクワで開催されるゲイ・プライド・マーチにエルトン・ジョンが参加するかどうかを尋ねている。

それに対してエルトン・ジョンは「もし彼が、僕にモスクワでのゲイ・プライド・マーチに来てほしいというなら、もちろん参加します」と答えている。

エルトン・ジョンは明らかに感激した様子で、次のように会話を締めくくった。「お時間をいただけたことに感謝します。大統領のおかげで今日は最高の日になったとお伝えください。私の人生で最も素晴らしい出来事です。ありがとうございました」

いたずら電話は以下で聴くことができる。

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