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メタリカは、セイント・ヴィンセントによるファッションとしてメタリカのTシャツを着るキッズたちへ向けた皮肉に反応を示している。

セイント・ヴィンセントは先日、ファッション業界におけるロックTシャツを着るというトレンドにツイッターで言及している。

セイント・ヴィンセントは次のようにツイートしている。「昔のメタリカのTシャツを着てるファッション好きの子供に会った時に、『ライド・ザ・ライトニング』から少なくとも1曲くらい歌ってみなさいよって言うようなイヤな奴でありたいものね」

メタリカはセイント・ヴィンセントのツイートに反応して、『ライド・ザ・ライトニング』の楽曲に言及して次のようにツイートしている。「もし彼らが“Escape”の歌詞を知らないとしても、大目に見てやってくれ」

https://twitter.com/Metallica/status/981581260047892480

これにセイント・ヴィンセントは「夢がかなった!」と応じている。

ファッション業界におけるバンドTシャツブームはこれまでも何度か議論の的となっている。トゥイステッド・シスターのフロントマンであるディー・スナイダーは昨年、カニエ・ウエストやキム・カーダシアンについてバンドTシャツを着ているものの「メタルのファンであるかは定かではない」として批判している。

しかしながら、メタリカのフロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドはバンドTシャツのブームに否定的ではないようで、昨年『クラッシュ』誌に次のように語っている。「メタリカのTシャツを着た子供が両親と歩いているのを見た時に、その子が俺たちの音楽を聴いたことがあるかはどうであれ、一つのメッセージではあるわけでね。それはメッセージなんだ。そういうわけで、俺は大歓迎だよ」

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