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ブラーのグレアム・コクソンは、バンドが再び再結成して新作に取り組む可能性については低いとしている。

ブラーはフェスティバルへの出演やワールド・ツアーのために再結成しており、その後2015年に多くの評価を得ることになったアルバム『ザ・マジック・ウィップ』をリリースしている。それ以来、ファンはブラーが新作やライヴ日程を発表することを待ちわびている状況が続いている。

しかしながら、「iニュース」にブラーとして新たなアルバムを作る構想があるのかと訊かれたグレアム・コクソンは、次のように答えている。「いや、ないと思うね。実際、アルバムを出す理由が見つからないんだ」

「ブラーという物語にはいい形でピリオドが打てたと思うんだ。それが最後の終止符なのかどうかは分からないけど、現時点では他に何かをしようというプランはないよ」

グレアム・コクソンは次のように続けている。「歳を取ると、何かと難しくなってくるからね。そういうことに費やす時間は少なくなるわけで、だからミュージシャンは歳を取るにつれてクリエイターとしては下り坂になっていくんだと思うよ」

グレアム・コクソンは先日、『NME』にブラーとして新曲を作ることについては話し合ったことがないと明かしており、今回のニュースはそれに続くものとなっている。

グレアム・コクソンは今年1月にテレビ・ドラマ「このサイテーな世界の終わり(The End of the F***ing World)」のサウンドトラックをリリースしているほか、ブラーのフロントマンであるデーモン・アルバーンはゴリラズとしての新作にすでに取り組んでいることや、ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンのセカンド・アルバムに取り組んでいることを明かしている。

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