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スマッシング・パンプキンズの元ベーシストであるダーシー・レッキーは新たなインタヴューでフロントマンのビリー・コーガンとの確執について語っている。

先月、ビリー・コーガンはオリジナル・メンバーであるギタリストのジェイムス・イハとドラマーのジミー・チェンバレンと共にスタジオにいる写真を公開しており、今週、再結成に関する詳細を発表するものと見られている。

ダーシー・レッキーは再結成に参加しないことを明らかにしているが、ビリー・コーガンは彼女の音楽的貢献について軽視した発言を行っており、再結成をめぐっての応酬が続いている。

今回、ダーシー・レッキーは20年ぶりとなるロング・インタヴューに答え、バンドからの脱退やビリー・コーガンとの関係について語っている。

「オルタナティヴ・ネイション」に対して彼女は次のように語っている。「(ビリーは)『スマッシング・パンプキンズは18年も一緒に演奏していない』と言ってきたわけだけど、そうよね。だって、それじゃあ再結成にならないわけでね。彼は私に公の場に出て、そういったものすべてで演奏するように誘ったと言っているけど、それは完璧な嘘よ。彼は何にも私を誘わなかった。実際、ちょっと私の気持ちも傷ついたの。というのも、彼はソロ・アルバムのツアーをやっていて、いつ始まるのかも教えてくれなかった。私は彼にメールして、『一体、どこにいるの?』って訊いたわ。そしたら、彼は『ああ、ニューヨークなんだ。ツアーが始まったんだよ』って感じで、それで、もう一度『どこにいるの?』って訊いたら『ツアーは終わったんだ。逃してしまったね』って返ってきたの。彼は自分の前にいることが誰にとっても特権だと考えているのよ。だから、彼は私に伝える必要なんかなくて、私が誘われるなんてこともなかったのよ」

ダーシー・レッキーはバンドの過去についても語っている。「ビリーは他の人の前で恥をかかせて、屈辱を与えるのが大好きだったの。ものすごく悪質で、私が唯一抵抗する人間だった。彼とジミーがやりあったのは数度だし、ジェイムスとも5度くらいだった。でも、私と彼はいつも叫びながら、やり合ってたの。もうこれ以上抵抗できないところまできて、私はバンドを去る必要があったのよ」

彼女はビリー・コーガンとの会話を再開した2006年に彼は「変わった」と言われたが、結局は「変わっていなかった」としている。「みんなが、彼は子供を持って変わったって言っていたわ。チャーミングで愉快になったってね。彼は私と話をするのが楽しいみたいだった。私も彼との精神的な応酬を楽しもうと思ってた。でも、私は長い間、表舞台を離れていたから、たくさんのクレイジーなことに気づかなかったのよ。例えば、彼がトランプを支持しているとかね。どういうこと? (超常現象の)シェイプシフターについての話なんか、彼が脳腫瘍にでもなったのかと思ったわ。彼はやっぱりいつだって耐えられない存在なのよ」

※公開後、記事を修正しました。

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