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エド・シーランは2017年発表の『÷(ディバイド)』に続くニュー・アルバムについて語っている。

ジョージ・エズラのポッドキャストに出演したエド・シーランは、ニュー・アルバムはこれまで成功の秘訣となってきたポップなサウンドからは外れたものになることを認めている。

エド・シーランは『÷(ディバイド)』があまりに大きな成功を収めたために、それと競うのは難しく、自身の凋落を「コントロール」したいとし、同じようなセールスを記録しないとしても、よりパーソナルなアルバムをリリースしたいとしている。

「キャリアがどんどん、どんどん大きくなって、何でも実現できると考えるのは危険だと思うんだ。だって、どこかの時点で落ちることになるわけでね」と彼は語っている。

「今、作っている次のアルバムはポップなアルバムじゃないんだ」

「ポップなアルバムじゃなくしたのは、みんなが次のアルバムについても『“Shape of You”より大きな成功を収めて、より大きなセールスを記録しなきゃいけない』と期待するからだよね。でも、自分でコントロールして、『今度は僕の大好きなローファイなアルバムになるんだ』と言えば、僕のファンは『やったね!』となるだろうし、ポップの世界も『しょうがない、多分、次のアルバムはそうなるんじゃないかな』となるだろうからね」

エド・シーランは次のように続けている。「次のアルバムが200万枚とか100万枚、50万枚だとしても、失敗じゃないんだ。というのも、そうしようとしなかったアルバムを作ったわけでね。だから、失敗じゃないんだよ。誰も『これは大失敗だな』なんて言わないよ。『これが彼の作りたかったものなんだ』って言うだろうね」

彼はさらにこう続けている。「レーベルは嫌だろうね。レーベルは本当に嫌なはずだよ。もう一回、大きな成功を収めるポップなアルバムが欲しいだろうからね。でも、そんなのって危険だと僕は思うんだよ」

エド・シーランはキャリアの絶頂で『ゴースト・ストーリーズ』をリリースしたコールドプレイを手本にする考えを表明している。

「僕のキャリアはすべてコールドプレイから学んだんだ。コールドプレイはマジで天才だよね。彼らは『ゴースト・ストーリーズ』でそうしたわけでね。『ゴースト・ストーリーズ』はアーティスティックな瞬間だったんだよ」

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