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モリッシーは最近の自身にまつわる論争について語った新たなビデオ・メッセージを公開して、新作『ロウ・イン・ハイ・スクール』を「失敗」させようとする批評家を非難している。

モリッシーは先日、ドナルド・トランプやケヴィン・スペイシーについて語った物議を醸した発言について真意を明らかにするために声明を発表している。その後、ドイツの『シュピーゲル』誌はオリジナル・インタビューのフル音源を公開し、記事の発言があったことを証明している。

今回、モリッシーは「ディセンバー・スピーチ」と題したビデオ・メッセージの中で、自身の発言がメディアによって文脈を無視して引用され、自身とその新作をおとしめようとしていると語っている。モリッシーは小児性愛やレイプに共感したことはないと否定している。

モリッシーの語った内容は以下の通り。

「突然、僕はセクシャル・ハラスメントに共感していることになった。どうやら僕は小児性愛にも共感しているらしく、レイプにも共感していて、僕の音楽を聴かせないために、人を説き伏せるためのあらゆるものに共感しているらしい。もちろん、これらの決め付けはどれとして真実ではない。僕はこんなようなものに共感することはない。僕の声のトーンからそれを聴き取ってもらえるだろうけどね」

「しかしながら、僕たちが今生きている世界は活字メディアとともにある。まず最初に、人々が本当に聴いているもの、人々の意志を反映したものについて語ろうと足を止めると、彼らは怒り出したり、腹を立てたりするみたいなんだ。彼らはすごく神経質にもなる。そして、そうした発言を許すことはないんだ。彼らはそうしたことを封じ込めてしまうんだ」

「それに今のイングランドも、右翼は左翼の姿勢を取り入れて、左翼もまた右翼の姿勢を取り入れていて、そのために全員が混乱していて、本当に言いたいことが分かっている人なんて誰もいないように感じるよ。こうして言論の自由が否定され、あらゆるものについての開かれた議論が否定されてしまうんだ。そしてそのために、僕たちは全員混乱に陥って、自らの立場を見失ってしまっているんだよ」

「だから、『ロウ・イン・ハイ・スクール』やそれに伴うシングルについてのキャンペーンは僕を嫌う人によって失敗するように仕向けられ、故意に損なわれてしまうことを恐れているんだ。彼らは私の音楽を聴いてはいない。彼らは本当に、何一つ聴いていないんだ。彼らは僕の名前を見て、可能なだけ早くそれを処分してしまいたいだけでね。そして、いろいろな形で言ってきたことだけど、彼らはそれに成功している。正直言って、それについてできることはあまりないんだ。そうしたものと共に生きていくしかないんだ」

モリッシーは11月に性的虐待の告発を受けたオスカー俳優のケヴィン・スペイシーについて「必要もなく攻撃されている」と語り、彼を擁護したとして世間を賑わせていた。モリッシーはまた同インタヴューで、ドナルド・トランプ大統領を殺すボタンがあれば「人類の安全のため」に押すとも語ったとされていた。

「数週間前、僕は愚かなことにドイツの『シュピーゲル』を僕の人生の中に招き入れてしまったんだ」とモリッシーは以前の自身の発言について言及した声明の中で語っている。「僕と話し、笑うために、彼らが愛するベルリンから愛するロサンゼルスまで熱心にやってきてくれたこともあって、僕らの間には共通の認識があると思っていたよ」

モリッシーは続けて公開されたインタヴューでの複数の発言について言及し、次のように語っている。「僕がドナルド・トランプを殺すかって? いや、あり得ない。僕がケヴィン・スペイシーの個人的な性癖を支持するかって? いや、あり得ない。僕が児童虐待を支持するかって? いや、あり得ない。僕がセクシャル・ハラスメントを支持するかって? いや、あり得ない。僕がレイプを支持するかって? いや、あり得ない。『シュピーゲル』が公平に僕の考えを伝えてくれるかって? いや、あり得ない。僕がこれからも紙媒体で語るかって? いや、あり得ないね」

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