ザ・フェイセズが、9月5日にサリー州ユーハーストのハートウッド・パーク・ポロ・クラブで開催された前立腺癌のチャリティ・イベントに出演し、ロッド・スチュワート、ロニー・ウッド、ケニー・ジョーンズという現存する3人のオリジナル・メンバーで、40年ぶりに一緒にパフォーマンスを行った。
ロッド・スチュワートは1975年以来、一緒に演奏を行ってこなかったが、『ザ・テレグラフ』紙によれば、他のメンバーと冗談も飛ばしながら、7曲を演奏したという。
ある場面では、ロニー・ウッドが曲のキーについての冗談を飛ばしたところ、ロッド・スチュワートはロニーに対し「ロニー、飲みたいのかい? ダメだよ。もうお前はこれ以上飲んじゃ」と話しかける一幕もあったという。
ザ・フェイセズは通算4作目にしてラスト・アルバムである1973年作品『ウー・ラ・ラ』でUKチャートの1位を獲得しており、“Cindy Incidentally(UKチャート2位を記録)”、“Stay With Me”、“Pool Hall Richard”といったトップ10ヒットを出している。バンドは、ザ・スモール・フェイセズの残ったメンバーにより結成され、70年代前半に、5年半に及ぶ活動期間の中で成功を収めている。
観客が撮影したライヴの模様はこちらから。
ライヴに先立って、ケニー・ジョーンズは次のように語っていた。「ザ・フェイセズで過ごした数年は、僕の人生でも最も素晴らしいことがいくつかあったからね。バンドの一員であれたことを誇りに思ってるんだ。信じられないことに、ロッドとロニーともう一度ステージに立てる機会をもらえて興奮してるよ」
ザ・フェイセズはロッド・スチュワート抜きでいくつかのライヴを行っており、ミック・ハックネルをリード・ヴォーカルに迎えて、2010年と2011年にいくつかのライヴを行っている。先月、今回の1回限りの再結成について発表していた。
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.