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ブラック・サバスのトニー・アイオミは、故郷の地元紙『バーミンガム・メール』に対し、なぜ1回限りのラスト・ツアーになるのかを語り、合わせてビル・ワードを含めた再結成の可能性、『13』に続く新作のチャンスについて語っている。

先週発表された、来たる「The End」ツアーはブラック・サバスにとってのラスト・ツアーになるが、トニー・アイオミはその理由について自らの見解を語っている。

「ライヴは今も大好きなんだよ。でも、そこには旅とすごい疲労がつきものなわけで、それが問題なんだ」とトニー・アイオミは説明している。「そうした面が僕にとっては大きく影響してくるんだよ。確かに、すごく贅沢なフライトかもしれない。ホテルも最高級のところに泊まり、快適なリムジンでの移動かもしれない。でも、ツアーには身体的な負荷があるんだ。休むための期間を設けたとしても、僕は6週間に一度、血液検査を受けなきゃならないんだ。やっていくのは大変なんだよ」

更にこう続けている。「そろそろ線を引く時期が来たんだ。そう思わないかい? 素晴らしいことだけどね。今が潮時なんだ」

新作についても保証はできないと、トニー・アイオミは語っている。

「『13』でのセッション以降、曲は書いてきてるんだ。その意味では、次のブラック・サバスのアルバムはあり得るかもしれない。だけど、宙に浮いている状態で、いつ、どうやって出るかとかは分からないよね。だけども、曲はあるんだ」

トニー・アイオミは、ツアーのラインナップに加わるかどうかが議題となっていて、ここのところオジー・オズボーンとやり合っているビル・ワードについても語っている。彼がラインナップに加わるかどうかについて、トニー・アイオミは「ビルにかかってるよ。6週間前にも会ったんだけど、いい感じだったしね。でも、ビルにかかってるんだ」

ブラック・サバスのラスト・ツアーは先週発表され、アメリカとオーストラリア、ニュージーランドの日程が発表されている。トニー・アイオミはおよそ1年の長さになると語っており、2016年の1月中旬からスタートする。

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