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Photo: Tom Martin/NME

BBCのラジオ局「BBC Radio 1」の今年2015年1〜3月の聴取者数が昨年同時期に比べて83万人減少していることが明らかになった。

『ガーディアン』紙によれば、RAJARが発表している統計で1週間あたりの聴取者数が1050万人から970万人に減少したという。この数字は2003年末以来、最も低いものになっている。

なかでもニック・グリムショウがDJを担当する朝食の時間帯は550万人の聴取者数となっていて、3年前に同時間帯をクリス・モイルズから引き継いで以降、最も低い聴取者数となった。グリムショウの番組の聴取者数下落のうち、約90%近くを30代以上が占めており、結果としてトータルの聴取者数も12年ぶりの低水準を記録している。

「BBC Radio 1」の監督者であるベン・クーパーは「Radio 1は徹底的により若いリスナーに焦点を当てていて、最も中心的な聴取者の年齢層は21歳となっています。これがより高い年代が移ってしまった原因と言えるでしょう。この3ヶ月で約50万人の30代以上のリスナーが離れています」と語っている。「若いリスナーを魅了し続け、30代以上のリスナーを退け続けることによって、グリムショウは私が彼に求めていることをやってくれていて、それについては喜んでいます」

一方、Radio 1の姉妹局である1Xtraも約4分の1近くにあたる聴取者が減少しており、1週間あたりの聴取者数は83万人となっている。

Radio 1は激動の時期が続いており、ゼーン・ロウが今年の初めに同局を去ったほか、フィアーン・コットンが10年間番組を担当していた「Official Chart Show」はクララ・アンフォが番組を引き継いでいる。

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