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ザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズは、ヘヴィ・メタル・バンドを「冗談」、ラップのファンは「音痴」であると最新のインタヴューで語っている。

ソロ・アルバムのリリースに先がけて、キース・リチャーズが『ニューヨーク・デイリー・ニューズ』紙に語ったところによれば、「メタリカやブラック・サバスを好きな人が何百万人もいるんだね。自分にとってはものすごい冗談としか思えなかったけどね」

そして、ヒップホップについてもキース・リチャーズは次のように続けている。「ラップねえ。あんなに多くの言葉を使って少しのことしか語らない。ラップの面白いところは、世の中にはたくさんの音痴がいるんだということが分かったことだよ」

「必要なのはドラム・ビートだけで、その上で誰かが叫んでいればいいんだろう。音程がわからない人のための巨大なマーケットがあるということだね」

また、キース・リチャーズは23年ぶりのソロ・アルバムとなる『クロスアイド・ハート』を9月18日にリリースする。アルバムについてキース・リチャーズは「ソロ・アルバムを作るつもりはなかったんだ。いつでも『自分はローリング・ストーンズの人間で、誰かが抜けることなんてありえない!』と思っていたからね。と同時に、我々にはもう何年も自由な時間があって、自分は仕事がしたかったんだ」と語っている。

『クロスアイド・ハート』は、1988年発表の『トーク・イズ・チープ』、1992年発表の『メイン・オフェンダー』に続き、キース・リチャーズにとって3枚目のソロ・アルバムとなる。

また、キース・リチャーズは、ザ・ローリング・ストーンズが来年から新作の制作に取りかかると話している。

『エンタテインメント・ウィークリー』のインタヴューで、キース・リチャーズは、ツアーの日程を終えたら、できるだけ早くバンド・メンバーとレコーディング・スタジオに入りたいと語っている。「ストーンズでスタジオに入ろうとしているところなんだ。だけど、今年については、正直に言ってどうなるか分からないけどね」

さらにキースはこう続けている。「(来年の)2月と3月で南アフリカの公演を終えたら、4月にはスタジオに入りたいんだ。だけど、他の連中のことも分かってるからね。やつらはツアーを終えたら、なんにもやりたくないだろうな」

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