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モリッシーは、動物愛護団体のPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)と協力して、「ホリデーズ・アー・マーダー・フォー・ターキーズ」と呼ばれる新しいキャンペーンに取り組むという。

モリッシーは動物愛護運動の支持者としても有名で、自身のライヴの際には会場側が肉製品を販売することを禁止しており、ザ・スミスの“Meat Is Murder”では畜産業に関して自身の見解を詳細に歌っている。

今回のキャンペーンでは、イラスト化されたモリッシーがキャンペーンのスローガンの書かれたプラカードを掲げていて、彼の肩には猫が座っている。イラストの背後にも2枚の彼の写真があり、それぞれ猫や子羊と一緒にいる姿を捉えたものとなっている。

「コンシークエンス・オブ・サウンド」によると、このイラストは、予定されているモリッシーのアメリカ・ツアーでファンが会場を出る際にPETAの会員によってファンに配布されるという。

PETAの副会長のダン・マシューズは次のように語っている。「私たちはこのユニークなアートワークが、最終的に国中の冷蔵庫に貼られて、動物たちが休日のごちそうのために犠牲になるべきではないと思い出させてくれる存在になることを願っています」

一方、モリッシーは今月11月17日にニュー・アルバム『ロウ・イン・ハイ・スクール』をリリースする予定となっている。アルバムは、フランスのラ・ファブリーク・スタジオとローマにエンニオ・モリコーネが所有するフォーラム・スタジオでレコーディングされている。アルバムは、フランク・ザッパやザ・ストロークス、ベック、ザ・ホワイト・ストライプスを手掛けたことで知られるジョー・チッカレリがプロデュースしている。

「モリッシーと比類できるアーティストは今では多くありません」とBMGのエグゼクティヴ・ヴァイス・プレジデントであるコーダ・マーシャルは述べている。「彼は類いまれな才能です。彼は驚くほど素晴らしく、教養があり、機知に富み、優雅で、そして何よりも勇敢です。彼の歌詞、ユーモア、メロディーは多くの世代に影響を与えています」

「新たな記念碑とも言えるアルバムの音楽それ自体が物語ってくれるでしょう。彼をBMGに迎えることをできて喜んでいます」

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