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オジー・オズボーンは先日、もう5年近くシラフでいると語っている。

今年4月、オジー・オズボーンはザック・ワイルドとの最初のコラボレーションから30周年となることを記念して、自身のバンドに彼が復帰することを発表している。ザック・ワイルドが復帰してから初めてとなるライヴは今年7月に行われている。

そのザック・ワイルドと共にモトリー・クルーのニッキー・シックスのラジオ番組「シックス・センス・ウィズ・ニッキー」にゲスト出演したオジー・オズボーンは、現在はアルコールもドラッグもやらないことについて語っている。

「もう5年になるところなんだ。欲しくならないんだよ……どう飲んでたか忘れたね。しばらくの間は楽しいんだ。でも、見えない一線を越えると……ある日、イギリスの刑務所で目が覚めたんだ。『一体俺はどこにいるんだ? 何をしたんだ?』って警察官に言ったら、『罪状を読み上げます。ジョン・マイケル・オズボーンは殺人未遂の容疑で逮捕されました』って言われてさ。『なんだって? 俺は誰を殺そうとしたんだ?』って訊いたら、『あなたの奥さんです』ってね。俺はブラック・アウトを信じてなかったんだ。脅し文句だと思ってた。でも、俺は記憶をなくすようになっていってね」

彼は次のようにも語っている。「もう一度やり始めたら、どうなるか分かるよ。小便とゲロにまみれて起きるんだ、どこかで一人でね。座って『ワイン一杯ならいいだろう』とか言ってると、次の瞬間にはほら、意図してなかったどこかで目覚めるんだ、最悪な状態でね。というのも、止まらないからだよ。スイッチみたいなもんでさ。楽しいから必要になるんだ」

オジー・オズボーンは先日、ロックが死んだのかという問いに一言、「自分はまだ生きている」と応じて否定している。

ラジオ局「95ウィル・ロック」でジョン・ペリーのインタヴューに答えたオジー・オズボーンは、ロックは死んだのかという命題について反論を提示している。「自分はまだ生きているからね」と彼は語っている。「でも、俺は人生のうちにレコードの終焉を見ることになるなんて思ってなかったからね。俺はコンピューターもまったく使わないしさ。すっかり変わっちまったよな。たくさんの人々が今は音楽を盗んでる。だから、たくさんの人に余裕がなくなってるわけでね」

今後のキャリアについて訊かれると、すぐに引退するつもりはないことを明かしている。「死ぬ日までやるだろうなと思ってるんだ。仕事なんかじゃない。パッションなんだよ。素晴らしいよね。実入りもいいしね」

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