ザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスは最新インタヴューで音楽シーンの現状や議論を呼ぶことになった本『ミート・ミー・イン・ザ・バスルーム』について語り、ザ・ストロークスの現状についても触れている。
ザ・ヴォイズと共に南米でツアーを行っているジュリアン・カサブランカスは「ノイジー」に対してザ・ストロークスのファンがより激しいジュリアン・カサブランカス+ザ・ヴォイズのサウンドを楽しめるかどうかについて語っている。
「もし君が音楽の進化に興味があるのなら、イエスと言えるよ、間違いなくね。もしメインストリームのインディ・ロックが聴きたいのなら、違うんだろうね」とジュリアン・カサブランカスは語っている。「ザ・ストロークスを大好きで育ったオールド・スクールな人々のなかで、今はこの新しい挑戦を批判する人がいるというのが理解できないね」
インタヴューの他の部分ではニューヨークのインディ・シーンの関係者の発言をまとめたリジー・グッドマンの書籍『ミート・ミー・イン・ザ・バスルーム』にも言及している。本書のなかではザ・ストロークスに関する議論を呼ぶことになったストーリーも含まれている。
「リジーのことは知ってるよ。だけど、ああいう本を書くという考えについてはまったく賛成できないね」とジュリアン・カサブランカスは語っている。「共感できるとも思わないしね。あのことについて喋るのも妙な感じなんだ。分かんないけどさ、あれは事実をゆがめてるし、正確ではないよね」
ロックの現状については次のように語っている。「『ああ、ロックは死んでしまった』なんて思わないよ。ヒップホップで素晴らしいものもあるし、再発見すべき昔の音楽もたくさんあるわけでね。音楽が前に進んでいく限り、ロックとは何かなんてどうでもいいんだよ」
アルバート・ハモンドによって広まったザ・ストロークスがリック・ルービンとニュー・アルバムをレコーディングしたという噂についてもジュリアン・カサブランカスは言及している。
「今はザ・ヴォイズに集中してるんだ。もうすぐいくつか新しい音源も出るしね。ザ・ストロークスについては分からないな。今のところニュースはないよ」
観客が撮影したライヴの模様はこちらから。
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