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ビョークは雑誌の最新号で自分自身へのインタヴューを行っており、その内容は創造性、性、愛、フルートといったものにまで及んでいる。

ビョークの通算9作目となるスタジオ・アルバム『ユートピア』は来月にリリースされると見られているものの、正式なリリース日は現時点で発表されていない。

『W』誌の最新号の特集で、ビョークは自分自身にインタヴューを行うという珍しい企画を行っており、その内容は自身の創作プロセスからアルカことアレシャンドロ・ゲルシとの作業の様子に至るまで及ぶものとなっている。

インタヴューは『ユートピア』の楽曲の最終ファイルをマスタリングに送った後に行われたとのことで、その導入部で今回の企画について次のように綴っている。「私は紋切り型の質問でも一部には好感を持っているの。例えば、10代の自分になんて言いたい? もしもあの頃に戻れるとしたら? 未来の自分に何か尋ねることができるとしたら、どうする? といった感じの質問よ」

続けて、ビョークは実際の質問に答えていて、最初に「フルートとあなたの関係はどのようなもの?」という問いに答えている。

「ええっと、子どもの頃、オーボエを習いたかったんだけど、母親にはそれだけのお金の余裕がなくて、だから私はフルートを習ったの。それもあって、第二希望でしかないという、子供じみた感じがあったんだけど、6年、あるいは8年は学んだわ(リコーダー歴まで含めるかどうかで変わる)」と彼女はフルートとの関係についての長いエピソードの冒頭で明かしている。

「でも、おかしいのは、これだけの熱月を経て、今回のアルバムでそこに戻ってきたということなの。自分の子ども時代のそんなに『クール』じゃなかった部分を見ているような感じね。フルートっていうのはいつもちょっとダサい存在だった。でも、砂時計が一周するくらいずっと後になってからようやく別の側面が見えるようになって、それを結びつけて、現在に活かせるようになったの」

ビョークのインタヴュー全文はこちらから。

https://www.wmagazine.com/story/bjork-interviews-herself

先日、ビョークは最新シングル“The Gate”のミュージック・ビデオを公開している。

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