Dean Chalkley/NME

Photo: Dean Chalkley/NME

デーモン・アルバーンが、曲のインスピレーションとなった実在の象に向かって“Mr. Tembo”を歌いかける映像がオンラインで公開されている。

“Mr. Tembo”は、デーモン・アルバーンのソロ・アルバム『エヴリデイ・ロボッツ』に収録されている楽曲だが、タンザニアを旅行した際にデーモンが会った親のいない象の赤ちゃんについて書いた曲だという。「コンシークエンス・オブ・サウンド」によれば、デーモン・アルバーンはタンザニアに戻って、すっかり大きくなった象と再会し、楽曲を象に向けて歌っている。

その模様はこちらから。

以前『NME』に対してデーモン・アルバーンは、Mr. Temboとの初めての出会いについて語っており、象について「小さくて可愛いやつ」と表現していて、ウクレレで楽曲を披露した際のことを思い出しながら、「後ろに下がって、かまってくれなかった」と話していた。

一方、デーモン・アルバーンは先日ゴリラズのニュー・アルバムの制作を9月から始める計画について明かしている。デーモン・アルバーンとアニメーターのジェイミー・ヒューレットのコラボレーションによるヴァーチャル・バンドのゴリラズだが、2011年にリリースされたアルバム『ザ・フォール』が最後の作品になっている。ブラーとしては今年初めに2003年以降では初となる復活作のフル・アルバム『ザ・マジック・ウイップ』を発表したデーモン・アルバーンだが、ここで再びゴリラズに注力をそそぐことを明らかにしている。

「9月にゴリラズの新作のレコーディングを開始しようとしているんだ」とデーモン・アルバーンは語っている。「ここのところ、本当に本当に忙しかったからさ。チャンスがなかったんだよね。家にいて、週5日スタジオに通うルーティンに戻るのが恋しくてたまらないよ」

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