ビョークのニュー・アルバムが11月にリリースされるのではないかと報じられている。
これは『ニューヨーク・タイムズ』紙が報じたもので、この秋の注目リリースやコンサートを紹介する記事の中で、アルバムがワン・リトル・インディアンより11月にリリースされるとしている。
ビョークはアルバムからのニュー・シングルとなる新曲“The Gate”をデジタルで9月18日に、アナログ盤で9月22日にリリースすると発表している。
先日、ビョークは新作について出会い系アプリの「ティンダーみたいなアルバムなの」と説明している。「そういうユートピアへの探求だったり、愛に包まれていることについてのアルバムなの。一緒にいて楽しい人と過ごす時間は、どんな時でもユートピアでしょう? しかも、それが実際のことなの。夢が現実となる時についての作品なのよ」
以前、“Blake Lake”や”Mutual Core”など、ビョークの印象的なミュージック・ビデオの数々を手掛けているアーティストにして映像作家のアンドリュー・トーマス・ホアンは、2015年発表の『ヴァルニキュラ』に続く新作でも共同作業をしていることを明かしている。
新作アルバムのサウンドについて訊かれた彼は次のように答えている。「僕がそれを明かすにはまだちょっと早いと思うよ。けど、ビョークはかなりの割合をすでに書き上げてるんだ。僕らは『ヴァルニキュラ』でやったことを進化させたいと思ってるんだ。あのアルバムはパーソナルで内省的な作品だったからね」
「現段階で言えることは、ニュー・アルバムが本当に未来を見据えたものになるってことかな。まさに今、必要とされてる理想的な形でね。楽しみだよ。おそらく、僕のバックグラウンドにあるヴィジュアル・エフェクトをより使っていくことになるだろうね」
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