ジャーヴィス・コッカーやオリー・マーズ、カサビアンのメンバーらが「ゲーム・フォー・グレンフェル」と題されたチャリティーのサッカーの試合に出場したという。
この試合は現地時間9月2日に、約80人の死者を生むことになったグレンフェル・タワー火災の現場から約1マイルのところにあるロフタス・ロード・スタジアムで開催されたもので、クイーンズ・パーク・レンジャーズの主催によって開催された。ジョゼ・モウリーニョ監督、元サッカー選手のアラン・シアラー、俳優のダミアン・ルイス、元サッカー選手のレス・ファーディナンド、陸上選手のモハメド・ファラーがスペシャル・ゲスト・プレイヤーとして参加し、カサビアンのサージ・ピッツォーノも出場している。
ジャーヴィス・コッカーはサングラス姿でピッチに姿を現しており、『ザ・ミラー』紙の報道によれば、モハメド・ファラーが最初の点を決め、その後、クイーンズ・パーク・レンジャーズのスター選手であるトレヴァー・シンクレアによって同点に追いつかれたという。その後、再びトレヴァー・シンクレアに決められてリードを奪われるが、カサビアンのベーシストであるクリス・エドワーズの同点弾で試合はPK戦にもつれ込み、最終的にオリー・マーズがPKで決勝弾を決めている。
ハーフ・タイムにはリタ・オラ、エミリー・サンデー、マーカス・マムフォードの全員で“Lean On Me”のカヴァーを披露し、試合の80分目にはグレンフェル・タワーの4人の生存者と災害に駆けつけた2人の消防士が試合に出場し、満員となった2万人の観客を大興奮で包むこととなった。
“Lean On Me”のカヴァーの模様はこちらから。
BBCに対してグレンフェル・タワーの生存者であるポール・メナサーは試合に出ることは「かけがえのない体験だった」と語っている。
「僕らについて実際に気をかけてくれて、話をしてくれる人に会ったからね。ジョゼ・モウリーニョのようなビッグな人が僕らのところにやってきて話をしてくれるというのは素晴らしいことだったよ」
この試合の収益はグレンフェル・タワー火災の被害者に寄付されている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.