ベックはニュー・アルバムのタイトルと発売日を発表し、リリースがこれまで延期されてきた理由について説明している。
以前にザ・ストロークスに影響を受けたと語っていた、2014年のグラミー賞受賞作『モーニング・フェイズ』に続く新作は長い間にわたって期待を集めており、2017年春のリリースが予定されていた。
先日、アルバムは『カラーズ』というタイトルで10月にリリースすると報じられていたが、今回ベックはそれを認めている。
「1年とか2年前にこのアルバムは出すこともできたと思うんだ」とベックは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「でも、このアルバムの曲というのは一度に2つや3つのことをやろうとしている複雑な曲なんだよ。レトロでもモダンでもないんだ。大混乱みたいなサウンドにせずに、あらゆるものをまとめあげるのは大変なことだったんだよ」
「僕はいつだって自分のことをやってきたわけだけどさ」と彼は続けている。「台風の目を逃れて、どこにでも入っていって出ていける自由なパスポートを持っているように、すごく感じるようになっていてるんだ。それが面白いんだよね」
インタヴューの他の部分では2015年のグラミー賞授賞式でカニエ・ウェストにスピーチをさえぎられたことについても語っている。「僕は人生でもいくつか突飛なことを経験したんだけどね」と彼は語っている。「でも、あれは確かにすごかったよね」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.