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イギー・ポップは最新のインタヴューでジョシュ・オムとの作業について賞賛し、スリーフォード・モッズが「大好きだ」と語っている。

イギー・ポップは、昨年リリースしたアルバム『ポスト・ポップ・ディプレッション』で、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのフロントマンであるジョシュ・オムとコラボレーションを行っている。米『ローリング・ストーン』誌にジョシュ・オムと一緒にやることで何が刺激となったのかを訊かれて、イギー・ポップは次のように語っている。 「何か新鮮なことをしたいと思っていたんだけど、最近のちゃんとした音楽を聴いているリスナーとやりとりできるものにしたかったんだよね。 ジョシュは、信頼のおける最近のミュージシャンで、みんなが聴いてるからね。 それが俺には重要だったんだ」

イギー・ポップは次のように続けている。「基本的にザ・デザート・セッションズの音源で聴けるテイストや明解さで行きたかったんだ。彼は何にでもオープンでね。”Shepherd’s Pie”なんかを聴けばわかるけど、基本的にはラグタイム・コメディ・トラックなんだよね。 前から『こいつは知的だな』と思ってたんだ。俺がやってきたことをある程度興味を持ってジョシュが聴いてたことも知ってたしね。だから試しに一緒にやってみたらどうかなって思ってさ。そういうことだよ」

「俺たちの間には何かしらがあったんだ」とイギー・ポップは続けている。「それは、ジョシュが俺の曲をいくつか聴いてるところから来たと思う。俺には俺の歌い方があって、それをジョシュがオペラのようなものって捉えててね。ジョシュはジークフリートみたいに高々と手を挙げて、『その方向で続けましょう。オペラなんです』と言ってくれたんだ」

ジョシュ・オムもまたイギー・ポップを高く評価し、米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「イギーはロックンロールを体現できるフロントマンとして唯一にして偉大な好例だよね。 彼と一緒にやることでロックンロールに対する信念を取り戻し、何が何でも我が道を突き進もうって気になるんだ」

イギー・ポップはインタヴューの別の部分で最近のお気に入りのアーティストについても語っている。「スリーフォード・モッズは大好きなんだ。 彼らはゴキゲンな音楽を作るっていう古い風習に囚われてないっていう点で新しいグループでは最も信頼できるね」

イギー・ポップは、7月11日に最新作を追ったドキュメンタリー映画『アメリカン・ヴァルハラ』が公開になっている。

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