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公開が予定されているモリッシーの伝記映画の世界初公開日が明らかになっている。

映画はマーク・ギルが監督を務め、ボールドウィン・リーと、イアン・カーティスの伝記映画『コントロール』でプロデューサーを務めたオリアン・ウィリアムズがプロデューサーを担当している。映画はモリッシーの許諾を得たものではないが、『イングランド・イズ・マイン』というタイトルとなっている。映画のタイトルには、元々はモリッシーのファースト・ネームである「スティーヴン」が予定されていた。

モリッシーのファン・サイトによれば、『イングランド・イズ・マイン』というタイトルはザ・スミスの“Still Ill”から取られているという。映画にはBBC版「戦争と平和」で知られるジャック・ロウデンが出演するほか、「ダウントン・アビー」に出演のジェシカ・ブラウン・フィンドレイがモリッシーの友人で写真家であり、ミュージシャンであったリンダー・スターリングを演じると報じられている。

今回、『イングランド・イズ・マイン』は今年の7月2日に第71回エディンバラ国際映画祭でワールド・プレミアが行われることが発表されている。映画祭で芸術監督を務めるマーク・アダムスは声明で以下のように綴っている。「モリッシーは、間違いなくイギリスにおける最も象徴的なアーティストの1人です。私たちはクロージング・ナイトに『イングランド・イズ・マイン』のワールド・プレミアを開催し、モリッシーの謎に満ちた人生を探求できることを嬉しく思っています」

プロデューサーを務めたオリアン・ウィリアムズは先日、映画がモリッシーがジョニー・マーに出会ったところで物語が終わることを明かしている。映画は主にモリッシーの幼少期を描いたものとなり、「疎外された子供時代を乗り越えて、現在のカルト・スターになるまで」の物語になるとしている。

一方、モリッシーは先日、メディアがフランス大統領選について偏った報道をしているとして批判している。

モリッシーは声明の中で以下のように綴っている。「昨晩(現地時間5月3日)、マリーヌ・ル・ペンがいとも簡単に討論会で勝利した。それが今日は、BBCもCNNもエマニュエル・マクロンが討論会で勝利したと報じてる。これこそがメインストリームの報道機関が真実を報道していないって信用されていない所以だよ。個人的なアジェンダを優先して、事実や現実、人々への報道義務を二の次にしてるんだ」

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