アダム・ランバートは自身の夢としてレッド・ツェッペリンを歌いたいと『NME』に明かしている。
アメリカのオーディション番組「アメリカン・アイドル」で頭角を現したアダム・ランバートは、ソロ・アーティストとして成功を収め、2011年からはフレディ・マーキュリーの代役としてクイーンのフロントマンを務めている。クイーン+アダム・ランバートは大規模なUKとアイルランドでのツアーを発表している。
アダム・ランバートは『NME』に対してクイーン以外のバンドでフロントマンを務めたいのはどのバンドかと訊かれ、次のように答えている。「(クイーンで)すべてのファンタジーが叶ったんだ。だから、他のバンドをやりたいのかは分からないよ」
彼は次のように続けている。「分からないね。すごく大きな質問だよ。レッド・ツェッペリンについては歌いたい気持ちがあるけどね」
アダム・ランバートは同じインタヴューの中で、来たるクイーン+アダム・ランバートのヨーロッパ・ツアーについて語っている。
「実はまだこれから詰めていかなきゃいけない部分があってね。クリエイティヴ面のコンセプトについてまだ話し合わないといけないんだ」とアダム・ランバートは『NME』に明かしている。「ステージのデザインに関しては順調に進んでるって言えると思うな。すでにデザインは一新してて、話し合うたびに進化を遂げてるんだ。僕たちはメールで、セットリストをどう作り変えるか、いかにこれまでと違うふうに見せていくかについて話し合っているんだ。そういうのが大切だと思うからね」
「僕たちのライヴを2回以上観に来てくれてるファンもいるわけでさ、ここ4~5年で僕たちを観ているファンもたくさんいるわけだからね。だからこそ、クイーンを世に知らしめることになった大ヒット曲はこれからもパフォーマンスしていくにせよ、僕たちが同じことを繰り返してるって思わせないことが重要なんだ。違った文脈や、見た目やセットを変えて披露したいと思ってるんだ。楽しいものになるはずだよ。ショウを通して踊り続けて、真新しいものに感じてもらうっていうチャレンジにワクワクしてるよ」
クイーンはまた、“We Will Rock You”や“We Are The Champions”等の楽曲が収録されたアルバム『世界に捧ぐ』が今年でリリースから40周年を迎える。
バンドが次のツアーで同作を全編演奏する可能性があるかと訊かれると、アダム・ランバートは以下のように答えている。「そういう計画があるかは分からないけど、次のツアーのコンセプトを練っていた時にそれが触媒にはなっていたよ。それについて話し合っていたんだ。間違いなく次のツアーに組み込むアイデアのキーになるだろうね。これまで披露していなかったアルバムの楽曲も、何曲は確実にやろうと思ってるよ」
アダム・ランバートは次のように続けている。「ヴィジュアル面に関してもそれにちなんだ部分があるんだ。ステージをデザインするに当たって、アルバムの40周年をメインに据えるのはクールだなってなってさ。話してるだけじゃ想像しにくいかもしれないけど、ショウを観てくれれば『ああ、そういうことか』って納得してくれるはずだよ」
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