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デーモン・アルバーンは「地球上で最も有名な男にこれ以上の名声を与えたくない」として、ゴリラズの新作からドナルド・トランプへの言及をすべて取り除いたことを明かしている。

デーモン・アルバーンとアーティストのジェイミー・ヒューレットによって1998年に結成されたゴリラズは、4月28日に通算5作目となる新作『ヒューマンズ』をリリースする。先日、ゴリラズはアルバムからプシャ・Tとメイヴィス・ステイプルズが参加している“Let Me Out”を公開しており、アルバムからは他に“Saturnz Barz”、“Andromeda”、“We Got The Power”、“Ascension”が公開されている。

アルバムのコンセプトについては先日、プシャ・Tがデーモン・アルバーンからドナルド・トランプの大統領就任後の「終末世界におけるパーティー・アルバム」になると告げられていたことを明かしているが、デーモン・アルバーンは今回、米『ビルボード』誌に対してアルバムにはドナルド・トランプへの直接的な言及はないことを明かしている。

「ドナルド・トランプがのし上がってきたことが、僕たちが思いを巡らすエネルギー源の一つだったことは確かだよ。『馬鹿げてるよ。こんなこと起きちゃいけないはずだ』って具合にね」とデーモン・アルバーンは説明している。「でも、アルバムにはトランプへの言及はないんだ。実を言うと、誰かがトランプに言及してると分かった段階で僕が取り除いていたんだよね。僕はとにかく地球上で最も有名な男にこれ以上の名声を与えたくなくてさ。彼に名声はふさわしくないんだよ!」

一方、ゴリラズのキャラクターであるマードックと2-Dは現地時間4月20日、リアルタイムのQ&Aセッションを行っている。

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