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デーモン・アルバーンは、ポッドキャスト「ソング・エクスプローダー」の最新話に出演し、ゴリラズの新曲“Andromeda”について解説している。

「ソング・エクスプローダー」はミュージシャン本人が自身の楽曲が作られた経緯について解説する番組で、その最新話のゲストとしてデーモン・アルバーンと“Andromeda”に参加したD.R.A.M.が出演している。

デーモン・アルバーンは同曲にはクリスティーヌ&ザ・クイーンズやラグ・アンド・ボーン・メンらが参加した別バージョンがあったことを明かしており、最終的にはD.R.A.M.がリード・ヴォーカルをとったバージョンが採用されたことを明かしている。

“Andromeda”は亡くなったデーモン・アルバーンの義理の母親や、2014年に亡くなったボビー・ウーマックらに捧げた楽曲なのだといい、「僕が知る亡くなったすべての人々」を偲んで書かれたのだという。

デーモン・アルバーンはまた、“Andromeda”についてマイケル・ジャクソンの“Billie Jean”とホール・アンド・オーツの“I Can’t Go For That”という「80年代で最高の2曲のポップソング」がインスピレーションとなったことを明かしている。楽曲には元々“I Can’t Go for Billie Jean”というタイトルがつけられていたそうで、「著作権上の理由から、あらゆる類似点は架空のものです」とデーモン・アルバーンは冗談を口にしている。

デーモン・アルバーンは最後に以下のように語っている。「さて、実に楽しめたよ。でもそろそろ僕の楽曲制作のプロセスについての非常に深い考察をやめないといけないね。神話を完全に壊してしまうといけないからさ」

D.R.A.M.は一方、デーモン・アルバーンとの楽曲制作がどのようなものであったかについて明かしている。

ポッドキャストの視聴はこちらから。

ゴリラズは4月28日にニュー・アルバム『ヒューマンズ』をリリースする予定となっている。

また、デーモン・アルバーンは先日、モリッシーが「1ヶ月に及ぶEメールのやりとり」を経てゲスト参加を断ったことを明かしており、シャーデーとディオンヌ・ワーウィックにもコラボレーションを断られたという。ディオンヌ・ワーウィックについてはゴリラズの歌詞が彼女の宗教的信条と合わなかったと報じられている。「断られたことについては個人的なものだとは受け止めてないよ」とデーモン・アルバーンは語っている。

ゴリラズはまた、アニメーションの番組を制作する話があったことが明らかになっている。

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