ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンは「EU離脱をインスピレーションとした」ニュー・アルバムに取り組んでいるという。
ブラーとゴリラズのフロントマンであるデーモン・アルバーンとザ・クラッシュのベーシストであるポール・シムノン、ザ・ヴァーヴのギタリストであるサイモン・トン、ドラマーのトニー・アレンで構成されるスーパーグループのザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンは、2007年に多くの評価を集めることになったセルフ・タイトル作をリリースしている。しかし、2008年にラヴ・ミュージック・ヘイト・レイシズム・カーニバルで一夜限りの再結成を果たした後、2011年以来、ライヴは行っていない。
今回、『Q』誌のインタヴューでデーモン・アルバーンはザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンの新作に取り組んでいることを認めている。デーモン・アルバーンによれば、2014年からアルバムには取り組んできたものの、「EU離脱が非常に素晴らしいスタート地点をもたらしてくれたんだ」と明かしている。
2014年の時点でデーモン・アルバーンはほぼ全編が書き上がっていると語っていた。
一方、デーモン・アルバーンはゴリラズの新作『ヒューマンズ』のリリースを控えているが、アルバムについてドナルド・トランプ政権後の「世界の終わりでのパーティー」と表現していたことが明らかになっている。
「Beats 1」のゼイン・ロウの番組でプシャ・Tは、ドナルド・トランプ大統領が共和党の候補になる前からドナルド・トランプの勝利を想像していたと明かしている。プシャ・Tによれば、2016年春に連絡をとってきた時点で、デーモン・アルバーンは次のように語っていたという。「世界の終わりでのパーティーみたいなアルバムを思い描いてるんだ。トランプが勝利した時のようなね」
ゴリラズは4月28日に新作『ヒューマンズ』をリリースし、今夏フジロックフェスティバル ‘17で来日することが決定している。
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