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スクリレックスはかつて在籍していたフロム・ファースト・トゥ・ラストのメンバーに正式に復帰したという。

今年1月、スクリレックスはフロム・ファースト・トゥ・ラストのメンバーと共にフロム・ファースト・トゥ・ラスト名義の新曲“Make War”を発表している。そして、2月には10年ぶりにロム・ファースト・トゥ・ラストと共にライヴを行っている。

スクリレックスは00年代中盤に数年間にわたってフロム・ファースト・トゥ・ラストのフロントマンとして活動していたが、声帯の損傷のため2007年に脱退しており、その後はダンス・ミュージックの世界に焦点を向けている。先述の新曲“Make War”はスクリレックスことソニー・ムーアの29歳の誕生日にリリースされ、2月7日にロサンゼルスで開催されたエモ・ナイトでライヴ復帰を果たしている。

今回、フロム・ファースト・トゥ・ラストはツイッターのプロフィールをソニー・ムーアのいるものに変更しており、プロフィール欄にはスクリレックスの個人アカウントも追加されている。

ソニー・ムーアはグラミー賞授賞式の際、米『オルタナティヴ・プレス』誌に対して次のように語っていたという。「バンドを脱退したけど、そうだな、もう取り残されないよ」

新曲“Make War”のリリースの際にはそのアートワークについてカルチャー・アビューズというバンドから盗作したと批判を受けている。

これを受けてスクリレックスは経緯を説明するテキストをツイートしている。「伝えておきたいんだけど、昨日リリースしたフロム・ファースト・トゥ・ラストのシングルと桃が似通っているカルチャー・アビューズのアートワークの存在については知らなかったんだ。完全に同時発生的なもので、僕らは他のアーティストの作品を軽視することもなければ、着服することもない。カルチャー・アビューズにはエールを送るし、この一件からポジティヴなことが起こればと思う。願わくば、みんなが彼らの音楽をチェックして、応援してもらえればと思う」

スクリレックスはインキュバスやデフトーンズのメンバーと共作していることも明らかになっている。

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