East Bay Ray Facebook

Photo: East Bay Ray Facebook

デッド・ケネディーズはライオット・フェストから再結成のオファーがあったものの断ったという。

デッド・ケネディーズは1986年に解散しており、デッド・ケネディーズのオリジナル・メンバーは当時のフロントマンだったジェロ・ビアフラにロイヤリティの不払いを巡って訴訟を起こしている。

裁判官は彼らの主張を認める判決を出し、未払いの印税と損害賠償を合わせた2万ドルの支払いをジェロ・ビアフラに命じている。さらにジェロ・ビアフラは、デッド・ケネディーズのこれまでの作品の権利の大部分を明け渡すことを強いられている。

デッド・ケネディーズを共に結成したイースト・ベイ・レイによると、ライオット・フェストがバンドに再結成を持ちかけたという。彼自身は、ライオット・フェストの出演に興味を持ったが、オリジナル・メンバーのフロントマンであるジェロ・ビアフラがそのオファーを断ったことを明らかにしている。

「デッド・ケネディーズは、今年の秋にシカゴで開催されるライオット・フェストで再結成ライヴを行ってほしいという誠実な依頼を受けたんだ」と、イースト・ベイ・レイはフェイスブック上に投稿している。「ジェロ・ビアフラが断ったんだよ。(オリジナル・メンバーである)クラウス・クローライド、D.H.ペリグロ、そして僕は出演を楽しみにしていたんだけどね」

ジェロ・ビアフラはこれまでも、デッド・ケネディーズの音楽をコマーシャルに使ったり、過去のアルバムを再発売しようとするバンドの姿勢に批判的で、シンガーのブランドン・クルーズが自身の代理を務めた新しいラインナップによるDKケネディーズについても「カラオケ・バンド」だと称していた。

彼らの楽曲である“Holiday in Cambodia”がドッカーズのコマーシャルに使用されそうになった件についてはジェロ・ビアフラは次のように述べている。「広告代理店がイースト・ベイ・レイに連絡を取って、そして奴が俺に連絡してきた。俺はダメだと答えた。そしたら、レイが俺を脅してきたんだ。もしも俺が許可しなかったら、因果応報の報いを受けることになるだろうって言ってね」

「そのコマーシャルは放映された。でも、代わりにプリテンダーズの楽曲を使ったものがね。コマーシャルはそんなに長くは続かなかったよ。そりゃそうさ。お気に入りのデッド・ケネディーズの楽曲をコマーシャルに使われたくなかったのは、単に道徳的な理由だけじゃないよ。個人的であり感情的な理由でもあったんだ。だってコマーシャルに使われるなんて本当に吐き気がするし、あのコマーシャルは本当にめちゃくちゃ酷いものだったからね」

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ