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サーカ・ウェーヴスは「ゲーム・オブ・スローンズ」への出演で知られるアイザック・ヘンプステッド=ライトが出演している“Fire That Burns”のミュージック・ビデオを公開している。

「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン7の放送が待たれるなか、同番組の大ファンだというサーカ・ウェーヴスはブラン・スターク役のアイザック・ヘンプステッド=ライトと一緒に、自身の夢を実現させている。“Fire That Burns”のミュージック・ビデオはB級ホラー映画風の作りで、3月10日にリリースされる新作『ディファレント・クリーチャーズ』より公開されている。

“Fire That Burns”のミュージック・ビデオはこちらから。

『NME』では今回のミュージック・ビデオの公開を受けて、どうやって実現することになったのか、アイザック・ヘンプステッド=ライトとフロントマンのキエラン・シュッダルにインタヴューを行っている。

――初めてサーカ・ウェーヴスの音楽を紹介されたのはいつですか?

アイザック「僕の友人が音楽事務所でね。彼が素晴らしいライヴに来るよう言ってくれたんだ。面白そうだと思って、曲を聴いてみたら、それも本当に素晴らしくてね。それでライヴを観て、そこから大ファンになったんだ」

――サーカ・ウェーヴスは「ゲーム・オブ・スローンズ」の大ファンなんですよね?

キエラン「全員で観てるよ。ツアー・バスでラップトップの周りに集まって、お互いに持ち合いながらね。誰も殺されないようにと思うんだけど、裏では全員が死ぬことも願ってるというね」

――ツイッターで今回一緒にやることになったんですって?

アイザック「そうなんだ。サーカ・ウェーヴスが僕をフォローしてくれたっていう通知が来てね。嬉しかったよ。そうしたら、その日に後でメッセージが届いて、ミュージック・ビデオに出てくれないかっていう依頼だったんだ。『おお、出ないわけがないじゃん。素晴らしいものになるぞ』って感じだったね」

――非常にダークで鮮烈なビデオですよね。楽曲にどんなものを与えられたと思います?

アイザック「楽曲のタイトルにしてもテーマにしても、誰かの中で燃えている炎というのが中心にあるんだよね。それが良かれ悪かれね。全体に暗いトーンというのがあって、それが全体の雰囲気に影響を与えてるんだ。全体的にB級映画風のオタク的アイディアでできてるんだよ」

キエラン「僕らが演奏するんじゃないビデオを作りたかったんだよ。そうしたら、監督が昔のイタリア映画のジャッロ風にするというアイディアを持ってきてね。いわゆる80年代風に撮影して、コンセプトとしてはスリラーの中にスリラーにあるというものでね。撮影したものすべてを気に入ってるよ」

――サーカ・ウェーヴスに「ゲーム・オブ・スローンズ」へのカメオ出演をしてもらいたいと思いますか?

アイザック「クリエイティヴなことはやっていきたいからね。僕のお気にいりのバンドすべてに出演してもらいたいと思うよ。つまりコールドプレイやシガー・ロスにも声をかけたいよね。あらゆる可能性があると思うよ」

――それぞれ他に一緒に仕事をしてみたい俳優やバンドはいますか?

キエラン「ビル・マーレイとはビデオを作ってみたいね。銀行強盗のビデオをね。でも、電話番号も知らないから、できないんだ。これを読んでくれるといいんだけど……」

アイザック「僕はずっとザ・リバティーンズの大ファンでね。随分と長い間、ピート・ドハーティに夢中でね。彼らはサウンドも素晴らしいし、詩的だからね」

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