ブラック・サバスのキーボーディストであるジェフ・ニコルズが亡くなった。享年68歳だった。
写真一番右のジェフ・ニコルズは肺ガンとの闘病の末、現地時間1月28日に亡くなったという。1979年から25年にわたって彼はブラック・サバスでキーボードを担当してきたという。
オジー・オズボーンやトニー・アイオミといったブラック・サバスのメンバーはソーシャル・メディアで追悼の意を表明している。
トニー・アイオミはフェイスブックで次のように述べている。「僕の最も親愛なる親友の一人であるジェフ・ニコルズが亡くなったと聞いて、ひどく悲しんでる。彼はしばらくの間、肺ガンを患っていて、今朝その闘いに負けたんだ。ジェフと僕はいつも非常に仲が良くて、僕にとっては本物の紛れもない友人だった。40年近くにわたって、いろんな面で僕を支えてくれたんだ。深く惜しむことになるだろうし、再会するまで彼は僕の心のなかで生き続けるよ。やすらかに、僕の親友よ」
https://www.facebook.com/tonyiomm/posts/10154627968263381:0
オジー・オズボーンは次のようにツイートしている。「ジェフ・ニコルズは長きにわたって俺の偉大な友人だった。彼はすごく惜しまれることになるだろうね。この知らせを受けてひどく悲しんでるよ」
Geoff Nicholls was a great friend of mine for a long time. He will be greatly missed. I'm very saddened at the news.
— Ozzy Osbourne (@OzzyOsbourne) January 28, 2017
ギーザー・バトラーも次のように述べている。「古い友人で、ブラック・サバスのキーボーディストであるジェフ・ニコルズが亡くなって悲しいよ。安らかに、ジェフ」
https://www.facebook.com/gzrmusic/posts/1264207026958936
ジェフ・ニコルズがブラック・サバスに参加する前に在籍していたバンド、クォーツもフェイスブックで追悼の意を表明している。「今朝、自宅で親愛なる友人であるジェフ・ニコルズが亡くなったことについて、バンドのメンバー、関わった人々全員がその気持ちと悲しみを表現することのできる言葉を探しています」
「ジェフは長い間、ガンとの闘いで体調が思わしくなく、他の実験的な治療に加え、大量の放射線や化学療法による治療を行ってきました。しかし、最終的に残念ながらその甲斐はありませんでした。この最も悲しく陰鬱な時もジェフの歌詞と音楽は多くを語ってくれ、これらを通して彼の思い出は永遠に生きていくのでしょう」
https://www.facebook.com/QuartzBackintheBand/posts/1237505192997921:0
ジェフ・ニコルズはオジー・オズボーンの解雇後、ロニー・ジェイムズ・ディオ加入時にバンドへの加入を提案されていた。彼が初めて参加したブラック・サバスのアルバムは1980年発表の『ヘヴン・アンド・ヘル』となっている。
彼は1985年から2004年まで、アダム・ウェイクマンが後任となるまで公式のメンバーとなっている。
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