ザ・ストロークスのベーシストであるニコライ・フレイチュアは、新しいバンド、サマー・ムーンを結成した理由について、ソロ活動があまりに孤独だったためだと明かしている。
サマー・ムーンにはニコライ・フレイチュアの他に、オ・ルヴォワール・シモーヌのエリカ・フォースターやザ・ライクのテネシー・トーマス、そしてギタリストのルイス・ラザーがメンバーに名を連ねている。ニコライ・フレイチュアは、2009年にニッケル・アイ名義でソロ・アルバム『タイム・オブ・ザ・アサシンズ』をリリースしている。
音楽情報サイト「ノイジー」のインタヴューの中で、ニコライ・フレイチュアは、サマー・ムーンの音楽の原点と、仲間を誘ってバンドを組んだ理由を明かしている。
「ニッケル・アイの2枚目のソロ・アルバムを出すつもりで、曲をいくつか作っていたんだけど、ちょっと孤独で寂しくなっちゃってね。それで誰かと一緒にやろうって決めたんだ」
「僕にとって最も大切だったのは、何か変わったことをやることと、ありきたりなバンド編成じゃないってことだった。男女2人ずつにするっていうことでさえ、おもしろい原動力になる。僕たち相性が良いんだ。これはとても大切なことだと思うんだよね。分かるだろ? バンドのアイデンティティの70%くらいはそこにかかってると思う。僕たちのバンドは、いろいろな要素が混ざっていて多様性があって、本当に楽しいんだ」
また、サマー・ムーンのフロントマンでもあるニコライ・フレイチュアは、バンドが近い将来アルバムのレコーディングを行うことも明かしている。「僕たちは今、フル・アルバムのレコーディングに向けて動いているところで、最終的にはツアーをして、これまでの勢いにより弾みをつけたいと思っているんだ。僕たちはみんな、バンドの中にあるケミストリーを楽しんでいるし、次にどうなっていくのか楽しみだよ」
サマー・ムーンは2014年12月にライヴ・デビューを果たし、“With You Tonight”と“Happenin’ (Blue Room Mix)”を公開している。
一方、ザ・ストロークスのフロントマンであるジュリアン・カサブランカスは最近、ザ・ストロークスが、目下のところの最新作である2013年の『カムダウン・マシーン』に続く新作に取り組み始めたことを明かしている。
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