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ビースティ・ボーイズのアドロックは家族計画の支援団体に寄付を行うために靴をデザインしている。

ロサンゼルスを拠点とするシューズ・メーカー、キープとのコラボレーションで作られたこの靴の収益は、中絶をはじめとした医療を提供するアメリカの非営利団体に寄付される。

「自身の生命と肉体に関して決定権を持つということについて女性が犠牲になるべきではないと感じ、それを選択する女性の権利を支援するよ」とアドロックは声明の中で語っている。「もし近い信念を持つなら、この靴を欲しいと思ってもらえるかもしれないね」

ドナルド・トランプの勝利後、家族計画の支援団体を支援したり、寄付を行うアーティストは増加しており、アドロックもその一人となっている。ドナルド・トランプは以前、家族計画の支援団体への予算拠出を打ち切ることを公約していた。

ラン・ザ・ジュエルズのエル・Pもこの危機に瀕している組織への支援をツイートしており、寄付を行ったと述べている。

アメリカ大統領選挙から数週間を経て、アメリカ自由人権協会と南部貧困法律センターは寄付が急増していることを発表している。コメディアンのデヴィッド・クロスはスタンダップ・コメディのアルバムからの収益をアメリカ自由人権協会に寄付することを発表しており、ボン・イヴェールはオンライン・ストアからの収益を南部貧困法律センターに寄付することを発表している。

今月、アダム・“MCA”・ヤウクにちなんで名付けられたニューヨークの公園がトランプ支持者による鉤十字の落書きの被害に遭っている。アドロックは「ヘイトに対する決起」集会でスピーチを行っている。

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