ジョニー・マーは、サヴェージズやイギー・ポップなどの楽曲が含まれた自身のお気に入り楽曲のプレイリストを公開している。
ジョニー・マーはフレッド・ペリーに対して選曲とその影響について明かしており、その中で自身を三単語で表すなら?という質問には「ニュー・ウェイヴ・ロッカー」と答えている。
彼はバズコックスやキンクス、マガジン、ジ・アニマルズがイギリス音楽のアイコン的存在であり、現在でもいまだに彼自身がインスピレーションを受けていること、T・レックスの “Jeepster”が初めて何度も繰り返して聴いた楽曲であることを明かしている。
加えて、ジョニー・マーは、イギー・ポップ・アンド・ザ・ストゥージズの『淫力魔人(ロー・パワー)』が自身の大好きなアルバムであること、ザ・キンクスの “All Day And All Of The Night”が自身が書きたかった楽曲であること、サヴェージズ、テレグラム、マン・メイド、ジ・オー・シーズ、ホーリー・ファックが最近のバンドではお気に入りであることもこの中で明かしている。
プレイリストはスポティファイで以下から聴くことができる。
先日のアメリカ大統領選を受けて、ジョニー・マーは「アメリカ大統領としてのドナルド・トランプのいい代役は、理性的な12歳の子供であれば誰でもいい」とツイートしてドナルド・トランプを批判している。
また、ジョニー・マーはザ・スミスで共に活動をしていたモリッシーとイデオロギー的な面で距離を置こうとしていることも明らかになっている。これはモリッシーがEU離脱を支持し、イギリス独立党党首のナイジェル・ファラージに賛同しているという発言を受けてのことで、先日、モリッシーはイギリスのEU離脱をめぐる国民投票の結果を「立派」だと評し、ナイジェル・ファラージを「自由主義教育者」と呼んだことはファンの間でも波紋を呼ぶこととなった。
「いつもそのことを忘れちゃうんだけどね」とジョニー・マーは語っている。「いつも他人伝いに聞くからね。けど、もし本当にファラージを応援してるなら、誰もが想像できるだろうけど、ちょっとした欠点だよね」
過去にジョニー・マーは、障害者基金削減政策を行ったデイヴィッド・キャメロン首相について障害者に「冷酷」であるとライヴ中に発言し、キャメロン首相に対してザ・スミスのファンになることも禁じている。
ジョニー・マーは自伝『セット・ザ・ボーイ・フリー(原題)』を11月3日に刊行している。
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