今年3月に最新作『ポスト・ポップ・ディプレッション』をリリースしたイギー・ポップは再びレコーディング・スタジオに戻ったことを明かしている。
イギー・ポップは5曲をレコーディングしたとのことで、いずれも他のアーティストとのコラボレーションだという。
「あれから5曲をレコーディングしたんだ」とイギー・ポップは『エンタテインメント・ウィークリー』誌に語っている。
「でも、これらの曲は俺に関するものじゃないんだ。『おい、言いたいことがあるんだ』なんてものじゃない。単に連絡をもらって、『わたしと一緒にこの環境下でこのことについてヴォーカルをやってもらえませんか?』って言われたんだ。ゲストみたいな感じだよね」
彼は次のように続けている。「しばらくはこうしてるほうがいいと思うんだよね。俺には気に入ってる人たちがいるし、俺は気に入ってる奴とレコーディングするんだ。それが誰かは言えないけどね。でも、本当に好きなんだよ」
現在69歳のイギー・ポップは今年6月にもう二度とアルバムを作らないかもしれないと示唆している。
「どこかで引退することになるんだろうね」と彼は「グレアム・ノートン・ショウ」で語っている。「次のアルバムは俺みたいな老いぼれにとって一大事業になるだろうね」
『ポスト・ポップ・ディプレッション』はイギー・ポップにとって通算17作目のソロ・アルバムで、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムがアルバムのプロデューサーを務めている。アルバムは秘密裏にレコーディングされ、アークティック・モンキーズのドラマーであるマット・ヘルダーズやクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジでジョシュ・オムの同僚であるディーン・フェルティータがバンドで参加している。
一方、ザ・ストゥージズについてはジム・ジャームッシュが監督を務めたドキュメンタリー『ギミ・デンジャー(原題)』が公開される予定となっている。
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