ロサンゼルス・ハリウッドの観光名所としても知られる「ウォーク・オブ・フェイム」に、マライア・キャリーのプレートが追加されるセレモニーが、現地時間の8月5日に行われている。
式典には、マライア本人はもちろん、エピック・レコードのCEOでプロデューサーとしてマライア復活に尽力してきたL.A.リードや、マライアが出演し高く評価された映画『プレシャス』や『大統領の執事の涙』を監督したリー・ダニエルズらが登壇し、彼女の功績を讃えるスピーチが行われたという。
また、大ヒット・ドラマ『Empire 成功の代償』の監督も務めているリー・ダニエルズからは、『Empire』の次のシーズンにマライア自身が出演することも発表されている。
マライア本人はスピーチで以下のように語っている。「今、何も言えないくらい感激しています。まず、すべてのファンに感謝の気持ちを伝えたいと思います。今もサングラスをかけていますが、それは喜びの涙を流しているのを隠すためなのです。今日のことは、とてつもなく名誉なことです。長い時間がかかりましたが、ようやく子どもの頃からの夢が叶いました」
1959年から始まったハリウッド「ウォーク・オブ・フェイム」は、映画/テレビ/ラジオ/演劇界のスターや有名ミュージシャンなどの名前を記した星型のプレートが埋め込まれた歩道で、ハリウッド商工会議所(Hollywood Chamber of Commerce)が運営している。ちなみにその敷石は大理石調のタイルと真鍮を組み合わせてできており、設置と保守に1個当たり約3万ドル(約370万円)かかると言われている。これまでにも音楽関係者では、ポール・マッカートニーやマイケル・ジャクソン、ブリトニー・スピアーズ、バックストリート・ボーイズらに授与されている。
式典に先がけ「ウォーク・オブ・フェイム」のプロデューサーであるアナ・マルティネスは、「マライアのファンたちからはたびたび、いつ星が追加されるのかと尋ねられていたが、いよいよその時が来ました。我々は世界で最高の才能の持ち主をウォーク・オブ・フェイムに追加できることに感激しています」と語っている。
マライア・キャリーは6月24日にデビュー25周年を記念したベスト・アルバム『#1 インフィニティ』がリリースされている。
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