JORDAN HUGHES/NME

Photo: JORDAN HUGHES/NME

エンター・シカリはニュー・シングル“Hoodwinker”を突如リリースし、ファンを驚かせている。

バンドは先日「現時点で最高」の新作に取り組み始めたことを明かしていたが、「神への攻撃」であり、「フラストレーションや当然の怒り」として新曲を公開している。

「時折、アルバムのリリースやそれに付随する“キャンペーン”ではなく、突然楽曲を野に放ってみるのもいいと思うんだ」とフロントマンのラウ・レイノルズは語っている。「事前の予告なしに一般のみんなに全力でぶつけてみたんだ。“Hoodwinker”は最新の動向なんだよ」

彼は次のように続けている。「これはエンター・シカリが怒りとともにあなたの信じる神をペテン師と告発するものなんだ。残念なことにね。あなたが他の神々についてはペテン師だと考えていて、自分の神だけが本物だと思っていることは知っているよ。でも、残念なことに、その神もイカサマなんだ」

「僕らは誤りのある書類や偽造文書などの確かな証拠を持っているんだ。悪い知らせを届けてしまって申し訳ないけどね」

ラウ・レイノルズはさらにこう続けている。「怒りによる音楽の1つを楽しんでほしいな。こうしたフラストレーションや当然の怒りがいくらか鬱陶しいニュースを減らしてくれることを望むよ」

新曲“Hoodwinker”のミュージック・ビデオはこちらから。

ラウ・レイノルズは先日、不安神経症との闘いについて告白したことが話題となっていた。

「不思議なことに去年の今頃は1週間で6時間ほどしか眠れなかったんだ。12週間に及ぶ不眠症と全般性不安障害のド真ん中にいたんだ」とラフトン・レイノルズは現地時間7月3日にツイートを始めている。「極度の疲労に陥って、人生で最も難しいパニック発作を体験したんだ。僕は入院して、ダウンロードのウォームアップ・ライヴをキャンセルしなきゃならなかったんだよね」

「最悪だったのは、もう一度眠るのに失敗してしまった朝で、完全に打ちひしがれた気分で起きて、涙が溢れ出てきたんだよね」

バンドは11月4日にライヴ・アルバム『ライヴ・アット・アレクサンドラ・パレス』をリリースする見込みとなっている。また10月31日のハロウィンの日にはO2アリーナで行われるスペシャル・ライヴでブリング・ミー・ザ・ホライズンのサポート・アクトとして出演することが決定している。

新曲“Hoodwinker”のダウンロードはこちらから。

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