リアム・ギャラガーは最新インタヴューの中でカニエ・ウェストをこき下ろしている。
リアム・ギャラガーは、オアシスのドキュメンタリー映画『オアシス:スーパー・ソニック』公開とリリース予定のソロ・アルバムに先駆けて、数週間にわたり様々なメディアのインタヴューに応じている。
『サンデー・タイムズ』に対して、リアムはカニエ・ウェストについて語り、カニエ・ウェストも彼の「デザイナー・ラップ」も「受け入れられない」と語っている。
リアム・ギャラガーがカニエ・ウェストを批判するのはこれが初めてではなく、昨年のカニエ・ウェストによるブリット・アウォーズでのパフォーマンスを「マジで最悪」だと評している。
リアムは続けて、なぜアメリカがオアシスを「認め」なかったのかについて語っている。「アメリカ人が俺たちを認めようとしてないってのはわかってたんだ。アイツらは派手さを求めているんだよ。5人の少年がそこに立って、睨みつけているんだぜ? 哀れな奴らが威圧的になろうとしてるんだ。だけど、イングランドにおいては俺はすげえ奴だし、今もまだそうだと信じている。イングランドにおいて主だったフロントマンって他に誰か思いつくか? 俺の髪がグレーになったとしてもな」
インタヴューの他の部分ではリアム・ギャラガーが最近の若手バンドにはもっとロックスターらしい振る舞いをして欲しいと語っている。彼は「単に音楽ができるだけでは優れたバンドとは言えない」といった自身の考えを示している。
この真意を問われたリアム・ギャラガーは次のように語っている。「本当にそう思ってるね。もし音楽だけの話なら、コールドプレイは優れたバンドだ。クリス・マーティンがやった最もロックンロールなことはレザージャケットを着たことくらいだろ。『いいぞ。お前、それが第一歩だ』って俺は思ったね」
加えて、最近の若手バンドにはもっとふざけて欲しいとして次のように語っている。「もしも俺が今20歳でバンドを組んでいて、誰かが俺の顔にiPhoneを向けてきたなら、そいつの肛門か俺自身の肛門にそのiPhoneを突っ込んでやるだろうよ。若いバンドには大人みたいに振る舞う理由なんかありゃしないんだ。年をとって子供ができたら少しは落ち着けばいいけど、そいつらがふざけたツアーでいくら馬鹿しようが、俺がそうだった頃にやってきた数には到底及ばないぜ。だって、俺はそういうとこの出なわけだからね」
そして彼は次のように続けている。「この考えはワーキング・クラスということに立ち返ってるとも言えると思うんだよね。今は田舎者は何も打ち破ってないんだよ。最近の音楽の大半はミドル・クラスのガキによるものだもんな」
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