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デヴィッド・ボウイは、映画『ラビリンス/魔王の迷宮』の撮影中に共演した赤ん坊におしっこをかけられたことを赤ん坊の父親が明かしている。

デヴィッド・ボウイは1986年公開の『ラビリンス/魔王の迷宮』で魔王ジャレスを演じているが、トビー・フラウドは対して「力を持つ赤ん坊」のトビー役で出演していた。

『ラビリンス/魔王の迷宮』ででデザイナーを務めたブライアン・フラウドは、普通のオムツは「雰囲気の邪魔になる」として、息子に映画用の薄いオムツをデザインしているが、「役に立たなかった」と認めている。

ブライアン・フラウドはプレス・アソシエーションに対して以下のように語っている。「トビーが初めてデヴィッド・ボウイに会った時最初にしたのは、まず彼におしっこをかけたんだよ。デヴィッドはちっとも怒らなかったよ」

ブライアン・フラウドの妻であるウェンディもまた、クリエイティヴ・ワークショップ・アーティストとして映画に参加している。「ウェンディは、すごく変なんだけど、デヴィッドの股の位置に跪いて、赤ん坊を落としてもキャッチできるように準備してたんだ」

二人とデヴィッド・ボウイの出会いについて、ブライアン・フラウドは「怖いと言うより、むしろ魔法のようだったよ」と語っている。「撮影が始まる3~4日前、僕らは楽屋にいて、デヴィッド・ボウイにプレゼントするために小さなボーン・フルートを作っていたんだ。彼はそれを手に取ると楽屋のテーブルに飛び乗って、しゃがみこんでフルートで不気味な曲を奏で始めたんだ。まるで神のようだったね」

ブライアン・フラウドは、映画の30周年を記念してミュージカル・バージョンでのリメイクを望んでいるという。「ステージをやることが最高のギフトになると思うんだ。みんなドレスアップして、来て、歌ってくれると思うんだ」

当時赤ん坊だったトビー・フラウドは特殊効果デザイナーとして活躍しており、現在は映画『ザ・ボックストロールズ(原題)』や『ナルニア国物語』等で活躍している。

またジェニファー・コネリーも先日、映画『ラビリンス/魔王の迷宮』の30周年アニバーサリー・エディションがリリースされるのに伴い、デヴィッド・ボウイに追悼の意を表している。

映画『ラビリンス/魔王の迷宮』は日本でも10月12日に30周年アニバーサリー・エディションがリリースされることが決定している。30周年アニバーサリー・エディションでは約60分に及ぶ新規特典映像が収録されており、制作秘話やデヴィッド・ボウイのインタヴューを収録したブックレットも同梱される。

商品の詳細はこちらから。

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