スケプタの『コンニチワ』が今年のマーキュリー・ミュージック・プライズを受賞している。
スケプタは現地時間9月15日にロンドンのハマースミス・アポロで開催された授賞式で同作が受賞作となったことが発表されている。
遺作となったデヴィッド・ボウイの『★(ブラックスター)』や、アノーニ、レディオヘッド、サヴェージズらの作品をスケプタは下している。
トッテナム出身のスケプタだが、今回の受賞を授賞式のステージまで連れてきた両親に捧げるとしており、その場にはJMEといったボーイ・ベター・ノウの面々も加わっている。
スケプタは2003年に『ボーイ・イン・ダ・コーナー』で受賞したディジー・ラスカルに続いて、マーキュリー・ミュージック・プライズを受賞した2番目のグライム・アーティストとなっている。
審査員にはパルプのジャーヴィス・コッカーやラジオ1のDJのアニー・マック、プロデューサーのノーティー・ボーイ、シンガーのジェシー・ウェアらも参加している。
受賞作を発表したジャーヴィス・コッカーはデヴィッド・ボウイも審査員の判断を支持してくれると思うと語っている。
「審査員としてデヴィッド・ボウイがもしハマースミス・アポロを天国からもし見下ろしていたら、スケプタに2016年の賞をを送ってほしがるのではないかと思って、わたしたちは受賞を決めました」と授賞式で彼は語っている。
これまでのマーキュリー・ミュージック・プライズの受賞者を振り返った記事はこちらから。
https://nme-jp.com/blogs/26513/
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