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ザ・ストロークスのフロントマンであるジュリアン・カサブランカスは、カリフォルニア出身の5人組、ザ・グロウラーズの新作のプロデュースを手掛けている。

9月30日にジュリアン・カサブランカスのレーベル、カルト・レコーズからザ・グロウラーズの新作『シティー・クラブ』がリリースされるのに先立って、アルバムからはファースト・シングル”I’ll Be Around”が公開されている。

ザ・グロウラーズは、2009年にファースト・アルバム『アー・ユー・イン・オア・アウト』をリリースし、その後、2013年に『ハング・アット・ハート』を、2014年に『チャイニーズ・ファウンテン』をリリースしている。

新作からの”I’ll Be Around”はこちらから。

バンドは9月16日のラスベガス公演からアルバム『シティー・クラブ』のツアーを開始する予定で、イギリスでは11月15日にブリクストン・エレクトリックで行われる一夜限りの公演が発表されている。

ジュリアン・カサブランカスは、2015年のビーチ・ゴス・フェスティバルでザ・グロウラーズのステージにゲストとして出演しており、ミリ・ヴァニリの1989年のヒット曲”Girl You Know It’s True”とザ・ドアーズの1967年の楽曲”People Are Strange”のカヴァーを披露している。

またザ・ストロークスは、先日同じくカルト・レコーズよりEP『パスト・プレゼント・フューチャー』をリリースしており、このレーベルには他にもセレブラル・ボールジー、ハー・マー・スーパースター、ソンホイ・ブルース、レイ・ピラなどが所属している。

ヤー・ヤー・ヤーズのフロントウーマン、カレン・オーもカルト・レコーズと契約しており、ビデオゲーム『ライズ・オブ・トゥーム・レイダー』のサウンドトラックに収録されたシングル”I Shall Rise”をリリースしているほか、ジュリアン・カサブランカスも彼のバンド、ジュリアン・カサブランカス・アンド・ザ・ヴォイズ名義でのアルバム『ティラニー』をリリースしている。

カルト・レコーズは、ジュリアン・カサブランカスとサヴェージズのフロントウーマン、ジェニー・ベスのコラボレーションによる、デンマークのバンド、ソート・ソルの1984年の楽曲のカヴァー・シングル”Boy-Girl”をリリースしたことでも知られている。

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