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トム・ヨークは、自身の楽曲を様々な方法で発表するのにはもう懲りているとBBCラジオ1のベンジ・Bの番組で語っている。
トム・ヨークは9月7日深夜1時にBBCラジオ1のベンジ・Bの番組に共同司会者としてゲスト出演している。事前に配信された番組の予告で、トム・ヨークは、自身の過去のアルバムのリリース方法について番組で話っている。
ベンジ・Bは、『トゥモローズ・モダン・ボクシーズ』のリリース方法を話題に上げ、トム・ヨークが同作品を“一般的とは違う”方法でリリースしたことを言及したが、その際、トム・ヨークはこう答えている。「もうどうでもいいんだよね。今はもうたくさんなんだよ。それに関しては懲り懲りなんだ」
同作は8曲を収録し、ミュージック・ビデオも1曲無料配信されたが、当初、アナログ盤もしくは「BitTorrent」によるコンテンツ配信サービス「BitTorrent bundle」を通したダウンロードでの購入が可能となっていた。
トム・ヨークは次のように続けている。「この件については、ただもう考えたくないな、これ以上の議論はないね。こういうことをするには、僕もちょっと年を取り過ぎたからね。もうどうでもいいんだよね。イライラするだけだからさ」
ベンジ・Bは何がイライラさせるのかをトム・ヨークに訊くと、「どれだけ違った方法でやるかについて、あれこれ考えるためのエネルギー」がイライラするのだと答えている。
先日、マーク・プリチャードとトム・ヨークはコラボレーションした楽曲“Beautiful People”のミュージック・ビデオを公開している。
トム・ヨークはこの曲にヴォーカルを提供しており、楽曲はマーク・プリチャードの最新作『アンダー・ザ・サン』に収録されている。この楽曲まで、二人はコラボレーションをしたことはなかったが、マーク・プリチャードはレディオヘッドの2011年発表作品『ザ・キング・オブ・リムス』収録の“Bloom”のリミックスを以前に手掛けている。なお、『アンダー・ザ・サン』は今年5月にワープ・レコーズよりリリースされている。
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