コールドプレイは現地時間8月29日に行われたデンヴァー公演で、その前日に亡くなった米俳優のジーン・ワイルダーに追悼の意を表し、彼が映画『夢のチョコレート工場』の中で歌った”Pure Imagination”のカヴァーを披露している。
1971年公開の『夢のチョコレート工場』の中で、ジーン・ワイルダーはウィリー・ウォンカ役を演じ、金色のチケットを手に入れた子供たちと親が、彼の秘密のチョコレート工場のお菓子の世界に初めて足を踏み入れたシーンでこの曲を歌っている。
コールドプレイはデンヴァーのペプシ・センターでのライヴで、このジーン・ワイルダーの最も象徴的な楽曲をアコースティック・セットで披露している。
バンドの公式アカウントがツイッターに投稿した動画には、ヴォーカルのクリス・マーティンがこの曲の有名なサビの一節、「僕と一緒に来て。そして、純粋な空想の世界へ」と歌う中で、色彩豊かな紙吹雪が観客の上に舞い落ちる光景が収められている。
In a world of pure imagination… R42 pic.twitter.com/R2KD3kA0RK
— Coldplay (@coldplay) August 30, 2016
ジーン・ワイルダーは『ヤング・フランケンシュタイン』や『プロデューサーズ』、『ブレージングサドル』といった名作にも出演していることで知られ、アルツハイマー病の合併症の結果、亡くなっている。享年83歳だった。彼は1989年に非ホジキンリンパ腫であるとの診断も受けている。
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