メラニー・チズムは、なぜスパイス・ガールズのメンバーで再結成する機会に参加しなかったかを語っている。
先月、スパイス・ガールズのデビュー・シングル“Wannabe”のリリースから20周年を記念するために、メラニー・チズムの元バンドメンバーであるエマ・バントン、ジェリ・ホーナーと、メラニー・ブラウンはYouTubeに動画をアップロードした。その動画の中で、再結成ライブを示唆している。
「20年も私たちのそばにい続けてくれて本当に感謝してるわ」とジェリ・とホーナーは動画内で語っている。「みんなで祝いたいし、パーティーもしたいわ。もしそうなったら、みんな招待するわ」とメラニー・ブラウンは付け加える。
元バンドメンバーのヴィクトリア・ベッカムと同様に、メラニー・チズムはこの動画に登場しておらず、その理由について彼女は説明している。
「実を言うと、今年何回か元バンド・メンバーと実際に会って喋って、エマ、ジェリ、メラニーに提案された再結成に参加しないことにしたの」とメラニー・チズムは『ラヴ・マガジン』に語っている。「当然のことながらヴィクトリアは自身のファッション・ブランドの仕事と、比較的大人数いる家族のために既に参加しないことにしていたし。私にとって一番しんどかったのは、私たちのファンや、応援してくれる女の子・人々、文明やなにかをがっかりさせてしまうことだったの。でも、なんか違うなって気がして、そういう私の直感に従ったわ」
「世界中の巨大なアリーナで演奏するのはとても魅力的だし、私たちに夢中になってくれているファンにポップ・ソングを歌ってかつての栄光を再び手に入れたいとも思うけどね」と彼女は続けている。「しかも、お金を稼げる機会なんだけどね。でも、私たちは5人組のグループだったし。オリンピックでピークを迎えたんじゃないのかしらって? 最高潮を迎えた時に引退するっていうのはそれだけで意味があると思うの」
その後に、メラニー・チズムは「全員が揃わない限り、バンドのためでもファンのためにもならないと思うの」とさらに続けている。
エマ・バントン、ジェリ・ホーナーと、メラニー・ブラウンが映っている動画は、スパイス・ガールズがハイド・パークでの再結成ライブを来年の夏に企画しているという報道の次の日に公開されている。
かねてよりスパイス・ガールズと楽曲制作に励んできた音楽プロデューサーのエリオット・ケネディは、エマ・バントン、ジェリ・ホーナーと、メラニー・ブラウンの3人が新しい楽曲に向けて作業をしていると明かしている。
エリオット・ケネディはITVの「グッド・モーニング・ブリテン」に対して次のようにk立っている。「素晴らしい曲を書いて、そのエネルギーはまさに20年前のような感じなんだ。あれぐらい熱狂的で、あれぐらい言うべきことがたくさんあって、あれぐらい祝福すべきものなんだよ」
「女性アーティストが現在のようにポップ・チャートで受け入れられるようになったのには彼女たちも関係あると思うんだ。彼女たちはポップ・ミュージックやポップ・カルチャーに大きな影響を与えていて、それを祝福するいい機会だと思うんだよね」
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