LCDサウンドシステムは、アルバム制作に取り掛かるためにアジアのツアーをキャンセルしたと報じられている。
2011年に解散していたジェイムズ・マーフィー率いるLCDサウンドシステムは今年再結成を果たし、ライヴやフェスティバルへの出演を立て続けに行っている。LCDサウンドシステムの最後のアルバムは2010年の『ディス・イズ・ハプニング』となっている。
香港のフェスティバル、クロッケンフラップがフェイスブックに投稿した記事によると、”ニュー・アルバムに伴うスタジオ・スケジュールの都合”で、LCDサウンドシステムは年末に予定されていたアジア・ツアー、ならびにクロッケンクラップへの参加を取り止めたのだという。
「LCDサウンドシステムは、クロッケンフラップ2016への出演を含めた年末のアジア・ツアーのキャンセルを余儀なくされました」と、クロッケンフラップは伝えている。「皆様と同様に我々も残念に感じております。アルバムのレコーディングの幸運を祈るとともに、いつか香港にお迎えできる日を楽しみにしております」
『NME』ではバンド側にコメントを求めている。
今年1月、ジェイムズ・マーフィーは長文の声明を発表しており、再結成に至ったきっかけやそのプロセスで感じたことに加え、ツアーの概要やニュー・アルバムをリリースする旨を伝えている。
声明にはこのように綴られている。「俺たちはコーチェラでプレイするだけじゃない。世界中を回るよ。再結成ツアーをいくつかやるだけじゃなく、レコードもリリースする(今年中に。実はまだ制作中)。けど、ウィニング・ランみたいなものじゃないよ、そういうのに俺たちは興味ないしね」
また、LCDサウンドシステムは次のアルバムに向けてコロムビアと契約したことが報じられている。
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