モリッシーはEU離脱をめぐる国民投票の結果に対するイギリス国内の反応に関して語っている。
6月の投票ではEU離脱派が勝利を収めており、抗議運動と国民投票のやり直しを求める嘆願を引き起こす事態となっている。
元スミスのフロントマンであるモリッシーは、イスラエルのニュースサイトでのインタヴューにて、メディアは離脱に投票した人々をひどく扱っていると語っている。
「EU離脱の件に関しては、国民の最終的な意志を受け入れる公正さをUKのニュース・メディアが持とうとしないのを目撃してショッキングだったね。その決定が体制側に沿うものじゃないからと言ってね」と彼は「ワラ!」に語っている。
「BBCが離脱に投票した有権者に対して絶え間なく中傷するのはショッキングだったよ。その人たちをほぼ無責任な酒飲みの人種差別主義者と非難しているようなものでね。BBCはまだ残留派について疑問を投げかけたことがないわけでさ。スカイ・ニュースやフォックス・ニュースなんかと同じように、いかにBBCがまったくニュースを報じていないかをこれは証明しているよ。彼らは自分自身の意見でもって我々に影響を与えようとしていて、そこにあらゆるニュース・ネットワークが負うべき道徳上の義務なんてものはないんだよ」
また、2014年に一連のガンの治療を行ったことに続いて、自身の健康状態についても新たに語っている。
「(ガンの治療は)かなり活力を衰えさせるんだ。というのも、医師や病院や薬もものすごく年季が入ってるし、自分の医療的問題がどんなものであれ、すごく消耗させられるんだよね。採血なんか頼まれたら、精神的にもまいるだろうと思うしね」
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