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アリス・クーパーは、ロック・バンドが観客に衝撃を与えることは「不可能」だと現在は考えていることを認めている。

アリス・クーパーは70年代にそのシアトリカルなステージで物議を醸しており、ギロチンを持ち込んで、赤子の人形やマネキンの首を切断する演出を行っていた。しかし、最新のインタヴューで自身のステージで行っていること以上に現実の出来事のほうがぞっとするものだと説明している。

「正直、ロック・バンドが観客にショックを与えることができるとは思ってなかったんだよね」と「WAトゥデイ」に語っている。「ISISや、警官が撃たれることや、警官が黒人を撃つことを考えると、今じゃCNNのほうがロブ・ゾンビやマリリン・マンソンやアリス・クーパーよりずっとショッキングなわけだよね」

「70年代は観客にショックを与えるのは簡単だったんだ。だって、ずっと健全だったからね」と彼は続けている。「今じゃインターネットがあるわけで、文字通り観客に衝撃を与えることは不可能なんだよ」

「実際、ゲイ・バーで50人を殺す奴がいるわけで、そっちのほうが俺にはショックだね」

アリス・クーパーは先日イギリスの首相とアメリカの大統領になるためのキャンペーンを立ち上げており、公約としてモーターヘッドのレミーをラシュモア山に加えるほか、ピーター・セラーズを20ポンド紙幣にするとしている。キャンペーンの更なる詳細はこちらから。

http://aliceforprimeminister.com/

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